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2004/06/23(水)
児童絡みの事件多発
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児童にからんだ事件が多発している。 今日、TVをつけただけでも3件が報道されている。 被害者や加害者に共通することは「親とうまくいっていない」「夜遅くに一人で放浪している」といった点がある。 そういえば、最近、夜遅くにコンビニにたむろする若いグループをよくみかける。コンビニどころか、閉店したショッピングセンターのシャッターの前に缶の酒飲料を並べて酒盛りというのも、この辺ではそう珍しくない。 一時期、「親に挨拶もなく、多くの友人達らしき者が出入りし、夜遅くまで騒いだり、宿泊したりしている」という問題がPTAの地区懇談会で騒がれたりしたが、各戸対策をしたとかで(ノウハウのやりとりもあり)、近所ではこれはなくなった。が、その一方で増えたのは、前述のような戸外放浪が散見されるようになった。
会社の同僚などに聞いても「小学校4年ともなると、外出どころか、旅行だって一緒に来ないわよ」という。それで普通らしい。 もちろん、そういった人間が全て、戸外放浪しているわけでも、非行に走っているわけでもないのだが、「それが普通」などと言われると、ちょっとうす寒い。 やっと、社会人としての躾けや心得などを伝授できる時期に、もう親との交流がないというのは、成人して大丈夫なのだろうか? 「躾けは親以外からでも受けられる」という人もいるかもしれない。親の方が躾け役として不適切な人もいるだろう。 でも、それは「親として不心得」でもあると思う。 平安時代から「イマドキの若いモンは・・」という愚痴はあるのだから、いつの世にも、世代の異なる親と子が単純に意思疎通できるものではない。馬鹿な管理職からは「異動」や「退職」という手で逃げられるが、親は一生変わらない「上司」なのだから、不出来とふんぞりかえられては子供の方が迷惑する。
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