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2004/06/19(土)
リサイクル屋さん
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最近はリサイクル屋さんが流行りです。様々なリサイクル品の店があります。 昨今の着物ブームはリサイクル品がキーのようです。 「少ない予算で入手できること」と「昔の良い柄や生地が入手できること」がポイントだそうです。 私の場合だと、それに加えて「試着や、見るだけが気楽にできる」というのも大きいです。新品を扱う呉服屋さんの場合、生地を身にあてでもしたなら「買うと言うまで、放さないぞ」という勢いを感じることは幾多の店でありましたが、リサイクル屋さんはそんなことないですね。
サイクル品の場合は「あるっきり」なので、「気に入った柄や素材がない」とか、極めつけは「サイズが合わない」という致命的な点から、買わないことになるケースがあるからかもしれません。特に私の場合は、昨今の若い人向けの採寸では裄1尺9寸5分にもなるので、店にある品物は「全て対象外」と店員から思われていることも効いているのかもしれません。 (もっとも、私が着る着物は、よそゆきで1尺8寸、普段着なら1尺6寸。身丈は4尺あれば着られるので、本当に欲しいときには、全然躊躇なく買ってしまいます) でも、他の人にも、そんなにシャカリキになって勧めているのを見たことないです。呉服屋さんとはノルマの設定が違うのかもしれません。
添付の絽の着物はリサイクル品ではありませんが、仕立上がりの裄1尺6寸もの。 なんで、夏物にリサイクル品がないかというと、夏は汗が心配なので、正絹にはまだ手が出せないのです。リサイクル品は大抵が正絹なので、いくら安くても買わないという次第。 上布ならいいですが、さすがにリサイクル品でも結構お高くて。
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