優妃 讃良の着物についておもうこと
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2004/06/15(火) 自律
ある日曜日のこと、夫が趣味の会に参加した。
この会は男しかも、年配ばかりの集まりである。
そこで言われたことには「二つ返事で奥さんが出してくれたって?スゴイね」とか「趣味にお金をかけるのに奥さん、何も言わないの?」とか。

平日は仕事ででかけているのだから、休みの日くらい、家にいろということらしい。また、この趣味、はまれば確かに際限なく投資していける領域でもある。なけなしの家計をそんなことに使われては、たまらんというのが主婦のもっともな意見かと。

私といえば、しょっちゅうじゃ困るけど、年に何回しかない会に出席するのを阻害する気はない。また趣味ごとだって、各人の年間予算(月で割れば「小遣い」というが、年間で辻褄が合えば良い)の範囲であれば、個人のことであって。
って、こんなことを言うのも、私自身が趣味を持ち、それにささやかを越えた金額(もちろん予算範囲内の)を投資しているからである。向こうを止めれば、こちらもやりにくい状況になる。
幸いにも共働きである我が家は、物価の安い土地に住んで、しかも基礎家計は緊縮財政を敷いているので、個人で使える金額が専業主婦型世帯よりほんのちょっとだけ多い。

「私もやるから、あなたもして良い」というのはこんな財政的な余裕というのもあるが、もう一つは「夫婦といえども、全く同じ趣味を共有しきれるものではない」という事実をお互いに認知しているからでもある。でも、全く排他的でもない。この週末には夫の趣味の会で知人の別宅に呼ばれて一泊。先の通りに他の参加者は妻を拝み倒して許可を得た挙句、もちろん同伴なし。許可するどころか、妻当人が乗り込んでくるなんてという次第。
逆に夫も私の参加する会に同伴することもある。

どこから、こんな発想なのかといえば、恐らく、高校の校風によるかと思われる。
結婚式に高校の恩師を招き、祝辞をいただくと、たいていきまって「結婚しても、xxxの妻、でなく、xxx oooo という自分の姓名を名乗っていけるように」という言葉が送られる。
「xxxの妻」というのは夫に寄り添っているように見えて、夫のよっかかっている都合のよい立場にも慣れる。また、よっかかっているのだから、夫にも余り不都合なことをされては困ると。
わが校はそれを戒めている。場合によっては寄りかかられても良いように、自分で立っていられること、そのために自分を律していられること。

ああ、なにやら、難しくなってきた。
簡単には「自分の好きなことは、自分の予算範囲で実現すべし。それに関しては他が意見をはさむ必要などない」ってだけ。
そして、自分にそうするように夫にもそうする次第。
ハテは子供にも。(こどもなのでアドバイスや範囲逸脱監視付きだけど)そうしたら、子供に余分な期待もしないで済む。子供は子供でナケナシの予算で一生懸命 頭をひねって好きなことをする。


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