優妃 讃良の着物についておもうこと
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2004/05/28(金) 会社のOB会
以前勤めていた会社のOB会がありました。
学校みたいに、在職の人を「在校生」、退職した人を「卒業生」と呼びます。
転職を繰り返している人、随分と偉くなった人、上の方では年金生活に突入して悠々自適な人。学校とは違ったOB会はまた面白いです。

そして、本日の衣装。気温は若干涼しいようですが、蒸しているので、袷を着る根性はない。といって、まだ5月なので、薄物というのは、マジな席には気がひける。って、そんな着物の季を熟知しているような人間達じゃないですが。

というわけで、「紗袷」のつもりで、下に絽の紫の無地、上に紺地の紗紬の小紋を重ねました。襦袢は本麻の紋紗。
なかなか涼しいし、襟が2つ重なってて、ちょっと面白い。
下は海老茶の絽の袴に深緑の帯揚げを見せて。

足元は白足袋にパール台に水色の鼻緒をかけたエナメル地。
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そして、行く前に日本橋三越に寄り道。
東京駅で降り立つと、まずは有楽町よりにある八重洲ブックセンターに。目的は「かさねの色目」。持ってたんですが、行方不明に。平安装束のかさねの色合わせをするには必須だし、いくつあっても良いので、買うことに。
そして、今度は神田寄りに向かってトコトコと八重洲口を歩く歩く。知る人ぞ知る、三越前の駅は八重洲口の神田よりからすぐなのです。
途中、エクセルシオール・カフェでコーヒー・タイム。
ソファの席を確保して、「かさねの色目」を楽しみつつ、サンドイッチとコーヒー。「本日のコーヒー」はガテマラ。

そして、三越へ。お目当ては、最近充実したという「シルック着物」と「ゆかた」です。確かにここは揃いが良いです。
高いけど、生地がそれなりなので。「化繊は暑い」というけど、ここのは正絹並です。
今回は夏塩沢の反物を購入。先染めの生地はなかなか精緻な柄。
仕立上がりが欲しかったけど、塩沢はなかったので。
そして、絽ちりめんの風呂敷も購入。
いかにも呉服屋の番頭という印象の男性に対応いただきました。

次は浴衣売り場で。最近は洋服系のブランド浴衣が出ていますが、三越は扱わないようですね。浴衣系に絞って。
三尺帯もオトナ向けのいいのが出ていていいですね。
京都の草木染という三尺はいい色で。まさに「かさねの色目」の色で。着物はこういう鮮やかな色を使わなくなっているので、思わず惹かれます。
生地ですが、「浴衣はコーマ地」という既成概念が崩れて、初心者向けのは縦に織縞をつけたものが主流になっているようです。少しは涼しいのかな。今年はラメ糸を織り込んだのが登場。
もうほとんど振袖の木綿版って位鮮やかなものまであります。

でも三越のプライドは竹仙などを扱っていることでしょうか。
正藍の色見てしまうと、プリント浴衣なんてメじゃない。
「両面染め」という裏表別の柄で染めたのも粋。
去年購入した長板中型染めの今年柄もありました。伊勢型の点描柄はやっぱりいいですねぇ。
絹紅梅などもみまくり、見つけたのがなんと「絵羽柄」!
一見、総柄にしか見えない青海波柄。実は下に行くほど大柄になっているという凝ったもの。普通に方で染め分けした総柄の絵羽もありました。浴衣で絵羽柄なんて、ステキですね。
しかし、絹紅梅といっても、綿の比率が少ないのだとスケスケです。これは下に襦袢が必。
そして、茶道具売り場に。茶巾入れで装束布を使った綺麗なのを見つけて購入。単なるビニールケースよりずっとステキ。
ついでに、麻布の茶巾も購入。こういうのに入れるのはいつものサラシやガーゼを切ったのでは気がひけます。


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