|
2004/05/10(月)
襲ねの色目
|
|
|
「下の色目と細長の色が合わない」といわれましたが、意外と気に入っています。 この写真は重なりが綺麗に出ている。 比翼仕立といって、袖口だけしかないような仕立や、下の色が見えるように少しづつ小さく仕立てるような方法を取らない限り、自然に重なりが当分に出てくることはなかなかありません。
今着ているものは、仕立て屋さんの絶妙なる技能でほぼ全く同じに仕立てられています。だから、立つと一番上しか見えない。 座っても、このように当分に出てくることは割りと稀な気が。
生絹の透けが縁で微妙な濃淡を作っています。 絵巻物でこのような色のかけかたをした絵を見たことがあります。実際に見て描いたのでしょうか。
|
|
|
|