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2004/04/17(土)
角館にて
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週末は東北旅行。 「二人の北東北」というイベント切符がある。青森、秋田、岩手辺りを自由に乗り降りできる周遊型切符。 これだけでもお得だが、更に子供用はたったの4000円という破格値。 そして、昨夜の寝台車「あけぼの」の旅から始まった。B個室を3人分確保。寝台料金だけで4000円以上する。もう子供分はオマケ状態である。 明けて朝の6時に起こされて秋田駅で降りる。秋田始発の「こまち」に乗り換え。乗り継ぎタイミングも良い。 今日は角館を回る。ある意味「武家屋敷」しか取り得のない町なのだが、その保存状態は絶妙に良い。 武家屋敷の間の道は現在の感覚でも異常に広い。10時からは歩行者天国で観光客が多く行き交う。
本日の着物は仕立て下ろしの江戸小紋。帯も同じときに買ったもの。生地が軽い上に芯を入れない仕立にしたので、旅には持ってこいの帯。衿は小紋柄の色衿で普段着感覚に。足元も柄足袋。
フリーマーケットもやっていて、漆塗りに螺鈿細工のついたくけ台を買う。いったいどのような人が使っていたのだろうか。
さすがに北にあるだけに桜も開花したばかり。一つどころか2つくらい寒い。かくして、羽織を娘に取られる。 こちらは予想してきて、腰巻からして正絹の鬼縮緬、正絹の綸子の長襦袢、着物も正絹の袷と完全お蚕ぐるみ。 こういう場では化繊は着ない。というのは、こういう傾向的に寒いと思われる場所では化繊はとんでもなく凍えるという経験をしているから。寒いときには絹物に限る。
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