優妃 讃良の着物についておもうこと
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2004年4月
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2004/04/09(金) 今年最初の紗の着物
常軌を逸したような好陽気。
袷どころか単ですらもう暑い。夕刻には涼しくなるのだろうが、洗濯物を広げるベランダは既に炎天下。

娘は既に浴衣をひっぱりだし、それでも暑いと膝上20cmにまで端折っている。黒の短スパッツがたっつけのように見えている。
小学3年の頃だったかについ丈に作った浴衣はもう裄も身丈もツンツルテン。しかし、こういう短めに着るにはお端折りが少なくて便利。

こちらは夏の紗を引き出す。色は濃い目の紺地の花柄の総柄小紋。帯は祖母ゆずりの紬の利休鼠の染め帯。つけ帯なのだが、胴の部分だけを結んで、後は結びきりを文庫風に見せて。

夕刻。さすがにまだ卯月。若干冷え込んで紗では寒くなってきた。とはいえ、袷に戻るには昼の熱気が残っている。
単のお召しに着替える。ピンクと紫の交織で菱を織り出した生地は平安時代の固織物の印象。全体は渋い紫が勝つ。絣で柄を出す平織りとは異なる地厚。襦袢には薄紅色の桜柄の半襦袢を。袖から覗く薄紅色が交織のピンクを引く。
地味な着物にはきっぱりと明るい襦袢を合わせると綺麗だ。
帯は昼と同じ染め帯。


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