優妃 讃良の着物についておもうこと
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2004/04/15(木) 松屋 「銀座きもの市」
本日は数点ハシゴ。

今日の着物は白の梅柄の単衣に黒の長羽織。帯は松屋で仕入れた半幅帯をリボン太鼓に結んで。頭は後にシニョンを作り前には藤の簪をさす。簪のせいか、今日は妙にジロジロと見られた。
藤は子供の簪のように房の部分が揺れるタイプではない。お姉さん舞妓のものであろう。

渋谷で父に会い、実家に行った際においてきた着物を受け取る。
その後玉川屋で着物を受け取る予定だったが、呉盟会準備で店は休みとのことで着物は宅配便にしてもらうことに。

次は銀座に移動してもとじの「泉ギャラリー」のプレ・オープニング イベントの「近衛家の秘宝展」に行く。陽明文庫の文庫長 名和先生のトークショーもあり。
掛け軸の軸装は過去の装束を切ったもの。本物の美しさは比類がない。銀細工の雛道具はよく作ったものだと思うほどの細かさ。
一体、何に使われたのだろうか?お雛様セットのものではないとのこと。

「和織」に移動して物色。ここの着物は色柄ともによい。高いのが難点だが、モノのレベルからすれば妥当なのが悔しい。
先日の喜多川先生の有職帯が残っていた。
店が混んでいて誰もかまってくれないことを良いことに全てみさせてもらう。どれも良い色と柄。ぜーったいに欲しい。
いつでも買えると判っているので、これは頭の中でのキープ品。

次は銀座松屋の「きもの市」。前回同様に混んでいる。絶対に着物が不況などとは言いがたい。今回の展示の主力は大島紬と丹後ちりめん。大島は十字絣だけの単調な柄の夏大島が20万円と破格値。織側としても「いくら手の込んだ柄にしても高くては手を出してもらえない。大島のよさは柄のみではなく地質にもある」と悟ったのだとか。無地に見える生地はいかにも夏で何にも合いそうでお金があったら是非欲しい逸品。

丹後縮緬の方は白生地が大量に出ていた。これだけ大量に白生地が出るのは珍しい。染め上がり分もあり。松屋限定の染め色だとか。そのまま十二単に重ねたいような色の並び。3万円。結構安い。今回目をつけていたのは「縮緬切り売り」の方。
モノは部分的に難ありのものを難のないところだけ切り売りしようというものなので、生地は反物売りのものと同じ。
先染めで経緯の色を変えてある紋織りのものを4m買う。1万円余り。これで袴下の着物が作れる。
他に「難あり」を反物で売っているものから一反。共八掛付きで3万円の。光線の加減で横に線が出てしまう難物。丁度切る位置にあたるらしいので切ってしまえば、全く問題なし。グレー系は既製の八掛が意外に合わないので、玉川屋で誂えた江戸小紋も染めでもらった。共八掛付きはお得な逸品。

いい色無地なのだが、広袖にして小ウチギ状にし、道中着にしようかなと思っている。


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