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2004/04/10(土)
喪服の種類
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以前、友人が成人式の際に喪服を誂えたときの話。 「5枚もよ!」という。 季節ごとに相応しい厚みを追求すると5種類ということらしい。 普通の着物ならば、春と秋は兼用しないと考えると更に増える。
さて、5枚もあるのだろうかと考えてみた 1)羽二重か縮緬の袷 最低一枚用意するという場合は、コレ。 葬式は冬場に集中しやすいので、私はコレ一枚しか持っていない。 2)絽の単 夏の葬式に着物といえばコレ。「喪服セット」といえば1)と2)がセット。厳密な季に合っていなくても、どちらかが着られる。 3)縮緬の単 5月から衣替え迄だとすると絽には寒いし袷では本当は暑い。
ぱっと思いつくのはこの3つ。あと2つは何なのだろうか? 想定1)胴抜き 袷では暑いが単丸見えではという4月から5月初に着る。 想定2)紗 厳密には紗と絽は着る時期が違うらしい。 想定3)紗袷 衣替え直前の1週間位しか着られない着用期間の超少ない着物。喪服でこれを誂えるというのは相当な贅沢な気がする。 想定4)袷で羽二重と縮緬を両方 お家元夫人のような付き合いが広く、着物の格を厳密に追求される人の喪服は羽二重と縮緬を両方揃えている人がいる。 「家族の葬式」と「家族以外の葬式で黒紋付の場合」と分ける。
聞けばよかったのだが、聞きそびれてしまったので今でも気になる。
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