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2004/03/14(日)
葬儀で
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本日、祖母の葬儀。 母、私、娘が黒紋付を着る。あとは皆洋装。 父の姉は既に老人の域で着物を着る体力がなく、父の弟の妻は祖母の看病の当事者であったため、体力は既に限界状態。
私のバッグと草履は前述2/28の日記にあるとおり、着物市でもとめたもの。以前から買おうとおもっていたが、何か乗り気がせず、今に至っていたが、あの日、買わなければいけない予感に駆られて少ない中から選んだ。幸いにも一つだけ、お財布もしっかい入りそうな若干大振りのバッグに草履もぴったりサイズのセットがあり、それを選んだ。予感なのか。
私の黒紋付は羽二重。昨今は女物の黒紋付は一越縮緬が一般であり、羽二重はない。数軒回って「男物の羽二重を女性用の紋付きに染める」といって誂えてもらえた。 母の黒紋付も羽二重。30年ほど前の誂えだが、この頃はまだあったようだ。 故祖母のも羽二重。死装束として当人が指定し、黒紋付で死出の旅の人となった。
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