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2004/12/08(水)
冠婚葬祭のきまりは
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着物の定義の中でも、比較的日本全国一定らしいのが葬式と結婚式。 といっても、どうも、あちこちで「そうではない」というローカル・ルールがあるらしい。 そうそう回数を踏んでいるわけでもないから、一般的な方が多いのか、ローカル・ルールの方が多いのかさっぱりわからない。
親族が多くて、婚も葬も比較的頻繁に行われている場合は「この間のダレソレの時はこうだったから」と判断がつくが、「この前葬式出したのは50年くらい前」なんて場合は、誰も、どうするか覚えていない。そういうことに煩そうな御仁はとっくに墓の中にいて聞きたくとも聞けないとか。
相手が会社関係とか友人関係だったりすると、もう聞くしかないが、聞かれた当人がどれほど服装ルールに通じているかもまた危なかったりする。
「着物を着ていくならコレコレ」だとか「着物を着ないといけない」とか「着物は着てはいけない」とかいやはや。
ある意味、男性っていいなと思う。結婚式なら黒のスーツに白のネクタイ。着物なら黒の紋付袴に白の羽織紐。葬式ならば、同じ黒のスーツに黒タイか黒紋付に黒の羽織紐(グレーだっけ?) 同じもの着て、タイや羽織紐が違うだけ。偉い人も下っぱも同じ。 なんで、女性の場合は結婚式と葬式は別な衣類でしかも「親族だったらxxx」「友人だったらxxx」と立場で着るものが変わる。
頼みの「冠婚葬祭マナーブック」も通り一遍のことを書いた上で「その場に応じて異なりますので、関係者に確認下さい」ときた。
そのために、いくつも持っています葬式対応衣類。 黒紋付は言うまでもなく、裾丈のワンピ、膝下丈のワンピ。 厳寒用に黒の三つ揃い、ツーピースと。黒のコートも。
黒紋付着たのは今年の春先の祖母の時。 後は父母のときになるでしょうか。殿の方の両親の葬儀も家族は着物だというので、このときも。計4回位ってとこでしょうか。
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