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2004/10/16(土)
下駄を買う
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雨は降らないというのですが、すっぽり曇った空は寒い風を吹かせています。昨日も「冷え込んできたな」と思ったのに、今日はそこから更に気温が6度もダウン。釣瓶落としに冬に直行です。 熊谷の駅に出たところ、駅前商店街では、通りを通行止めにしてなにやらやっていました。埼玉国体が始まるのに合わせて町起しイベントでもやろうと言うことでしょう。でも、国体会場行きのバスは不運にも駅の反対側からの乗降。寒いことも手伝って、折角の屋台は人少な。 で、ウロウロして見つけてしまったのが下駄屋さん。安っぽいサンダルを扱う店に化けてしまった下駄屋さんは多いのですが、ここは半分位は下駄を置いている、まだまだ現役の下駄屋さん。
うれしくなって、芳町型のを買ってしまいました。 「カッカッっていう金の音が好きなの」というと、「じゃあ、いい金がありますよ」と出してくれたのは、鼻緒の先を止める丸い部分と別に先がすり減らないように下駄先の形のようなゆるい三日月型がついています。これだと、つま先で歩いてもカコカコ言うでしょう。面白そうなので、それにしてもらいました。 店の奥には、いかにも「職人」な台と道具類がこぢんまりと並んでいました。
本日の着物は、無地に見える細かい先染め格子に部分的に直径1cm程の丸に近い十字状に糸を綴れ織に織り込んだもの。 下はおNewの柿色と小豆色のぼかしの袴。
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