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2004/10/18(月)
着物で行くのに良いところ
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いい天気ですね。明日からまた天気が崩れるというので、今日は必修洗濯日。
ところで、着物好きの人のサイトなどを見ると「着物を着ていくのに向いているところはどこですか?」という設問、質問があったりする。神社仏閣などは確かに着物の似合う背景になる。 でも、そういう言い方が度を越すと「相応しい場所以外で着物を着るのはよくない」ということになりかねない。 「日々の買物」「デパートに買物」「学校参観」「和モノでない展覧会」などなどどうだろうか?更に「スポーツ観戦」「動物園」「車や電車移動が主体の旅行、小旅行」だったら。
ここで「振袖で適切か?」なんて話をしているわけではない。日常ならばウール、遠出や旅行なら大島とか結城とかの織物と着物の中でもそれそれの衣を選ぶのは当然の話。
そう考えると、着物で行くのに不適切なところは、そうそうなかったりする。「雪道を歩く羽黒山の初詣出」や「山登りなどのハイキング」位だと思う。 「初詣には着物」と行きたいところだけれども、雪国の初詣出は膝程まである雪を踏みわけて進む。側迄車でいくとしても数mはやはり雪道。だーれも着物を着てはこない。
スポーツ観戦や運動会観戦は不思議と、見る方もスポーティな格好をしないといけないと思う人が多いように感じる。 親子競技があるならいざしらず、それだって、親の参加なんぞ、背広の御来賓が参加できる程度のもの。普段着な着物に袴なら、なんら支障はないと思うのだけど、意義ある人は多い。
プールや海水浴でも、浴衣などなら別に支障はない。風呂屋、温泉ランド、温泉以下同文。もっとも、このレベルは「着慣れている」が前提条件。鏡もないところで、床に着物をすらないで着られるテクを体得していない人には勧めない。もちろん、ゴロゴロと補正なしでも着れることも。着替えの途中見られるから、補正機器は風情がちょっとね。
着ていく場所なんていっぱいあるんだよね。 ちょっと位の丘なら装束だって登れるんだよ。
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