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2003/12/10(水)
着物ブーム
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なにやら、着物がブームのようだ。 1月の新刊が「和」だの「着物」だのということで表紙からして着物姿のファッション雑誌がいくつも。 「アンティーク着物を着こなす」「カジュアル着物」といったキーワードが今年のポイント。 着物はフォーマルな類のみが強調されすぎてきた。 どこからの反動なのか、昨年頃からリサイクル屋が増え、ファンも増えてきたようだ。
といっても、「正月に着物きる家はいい方で、七五三と成人式にも着物きたっけ」という人間がかなりを占め「母親すら着物には詳しくない」という状態で、難儀しているらしい。
私は何なんでしょうね。「着物歴」というと、とりあえず正月には着物着てたので、歳と同じだけの経験年数。ここんとこはほぼ毎日着ている。ところが、着付け教室どころか着付け本も読んだことがないので、結べるものと言えば、お太鼓と文庫のみ。 持っている着物は母譲りの銘仙なんかもあるのでタンスに一杯。 最近、自分で買い集めた化繊も多数。 もちろん、正絹モノもあり。 そして、習ったこともないのに着物も縫う。「和裁」なんておこがましくて言えない。コトの起こりは「高い装束を自作できないか」から始まるから。 といっても、絎け易いからと祖母の絎け台を譲ってもらい、尺ものさしも揃えると、傍目はなにやらソレっぽい。
まぁ、昔の人は自分の着付けと自分と家族の縫い物のためには学校なんかいかなかったろう。だから、そのレベルってのがあっていいということにしよう。
といいながら、「縫うのは『みすや』の針と糸が楽だなぁ」とブランドチック。100均の糸はダマになりやすく、撚りがぼぐれてくる。針は太い。みすやの針は細い割に糸ぎりぎりの針穴を持つ。 糸の撚りはシッカリしてて崩れない。タマにもなったりしない。 「京都展」といえば「みすや」が出てくるが、やっぱり買う人がいるのだろうなぁ。ところで京都の店はどこにあるのだろう。いつも都内のデパートの「京都展」で購入してて、京都の店を知らない。
みすやの針と糸で縫った袖なし着物。
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