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2003/11/09(日)
六義園 秋の宴
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東京駒込の六義園にて装束の宴を行う。 外から見ると、平安空間へのタイプスリップ場面なのだろうか。 中は茶話会に過ぎない。
午前中は装束の立ち居振る舞い。立つ、座る、食べるの基礎。 特に何流という作法ではないが「より綺麗に見える」「踏まない」「こぼさない」ができる最低限の動きを参加者で模索する。
午後は点茶。裏千家の母から「点てる」ことだけを教わった程度の人間が亭主をつとめる。大胆この上ない所業。 近江君の曰く「茶は粗相をしないための『マナー』でしかない。型はそんなに大事なことではない」と。 今日がお初の楓の君も、そういう意味では難なく飲む。 そんなものなのかもしれない。
とはいえ、ボケかまさないのと、相手に粗相をさせない気配りとしては、亭主の所作はやはり本で読んでおこうと思う。 相手に茶道の心得がある場合に、逆にギクシャクしそうなので。
お詰めは一保堂京都寺町本店。 棗は赤蓋。東京日本橋三越本店。 茶碗は幸菱。新宿一心堂。
お菓子は心様持参。京都の和菓子。
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