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2006/08/08(火)
車椅子
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生まれてはじめて車椅子に乗った。生まれて初めてアイマスクをして杖をついて歩いた。恐かった。こんなにも恐いものなんだよね。車椅子もすごく振動が伝わるし、大変なことなんだよね。 介護する側とさせていただく側との信頼関係がなければ ほんまに大変やと学んだのだ。この講習のおかげで 義父のことでイライラしたりすることがなくなった。義父は俺によくしゃべってくれるようになってきた。少しずつでもいいから 信頼関係を再構築して 認知度の進行をおそめたい。死ぬまで おむつにならないでほしい。心からそう思う。 人間の体のメカニズムを知れば、力ではなく重心の移動でいろんなことができることを学んだ。立つことも車椅子に移動することも、みんなその人の重心移動を使えば、お互いのためにもいいのだ。自立して生きてゆくための支援が介護なんだ。なんでもやってあげることではない。これは子育てでもおなじだ。「よくがんばったね」というよりも「あなたの頑張りが わたしを元気にしてくれたよ、ありがとう」そのほうが 相手に伝わると教えてくれた。
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