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2006/03/15(水)
山
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義父をショートステイに送り出して さあ、出発。1997年に県民になったのに 赤城神社にさへ登っていなかったのです。ここで暮らすと決めた今、心あらたに山に登ってみるのであった。生まれて初めての登山靴、生まれて初めての アイゼンをつけての氷の道を歩いてゆく。凍ってるんだもんな まだ。昔、大阪の兄貴とよく 金剛山に登った。あれは 何歳くらいのことだったんだろうか。中学?かな。高校になると映画や歌ばっかりつくってたもんな。 山になれた叔父さんのあとを ゆっくり登ってゆく。氷を踏みしめるように、ザクザク。汗がでるね、いい天気でよかった。ザクザクザク。叔父さんは56歳、大阪の兄貴は54歳。兄貴みたいなもんだな。叔父さんは82歳の義父の弟なのであります。ザクザクザク。歩くこと90分、頂上に。 やっぱりいいな。 宇宙の中の不思議なくらいちっぽけな自分なんてよく詩にしたりしてるけれど、宇宙まで行かなくても 1300メートルくらいの山に登っても ちっぽけだなって思える。フラワーパークの屋根がみえた。県庁の高い茶色が見えた。ちっちぇ。くよくよするなよ。もう戻れない道を歩き出したのだから。 頂上でパンとコーヒー。コーヒーは頂上でお湯を沸かして飲んだのだ。 黙々と ただ黙々と 一歩ずつ 氷の道にも 必ず 春が
さあ、くだりはやっぱりこわかった。 でも、足は痛くはならなかった。さすが 登山靴。 そして今 16日午前4時14分 伊香保温泉にいます。山をおりて タンメン食べて 伊香保の日帰り温泉にきました。24時間いても680円の日帰り温泉です。そこのパソコンで書いています。では目覚めのお風呂に行ってきます。
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