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2005/06/05(日)
草刈機
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生まれてはじめて エンジンのついた草刈機で 草を刈った。ひもを引っ張ってエンジンをかけた。なんか嬉しかった。義父がエンジンがかからないと 俺に頼みにきた。軽トラックのエンジンのことかと思って行ったら 草刈機だった。そのついでに畑の草を刈ったという次第である。 蚕室の2階をそうじした。すずめの骸骨が4つあった。入ったのはいいが 出れなくなってそのまま 骸骨になってしまったのだろう。「君たちの糞だったんだね」そう いいながら窓から土に投げた。 豚小屋の排水溝から 土を掘り出し、水を流してみた。捨ててはいけないと義父にいわれた ほこりまみれの板で溝にふたをした。 南にあるコンクリートで作った 巨大水槽にもその板でふたをした。 朝の八時から夕方の6時まで 義父以外とは話もせずに ただもくもくと片付けをしている。 明日、ほこりまみれのダンボール類を捨てにいく。それがすんだら 蚕室のすぐ隣の豚小屋にある、捨ててはいけないといわれた大量のわらを一番南の豚小屋に移動させる。捨ててはいけないといわれた ほこりまみれの木材も一番南の豚小屋に移動させる。 あ、蚕室のすぐ隣の豚小屋を 俺の倉庫にするんだ。だからきれいにしておかないと。 蚕室の1階 6間×3間で18坪ある。2階とあわせると36坪あるんだけれど、1階に 保冷庫と小型椎茸乾燥機を置いたままにしなければいけない。これに12坪とられる。できるだけ金をかけないでと女房も考えていて、何枚も何枚も図面を書いている。 結局、1階は手をつけないで 2階のみ改造しようということになりそうだ。3LDKのアパートの部屋になる。Lは12畳。残りの12坪に 3部屋と 納戸。そんな感じになる。風呂とトイレは今あるベランダのコンクリートの床に設置。ベランダのみ新築する。 当初、東側の1階に増築してそこに水まわりを集めようという計画だったが、義父から「耕運機の通り道だからふさぐな」と。 ガーン!!! あとからあとから いろいろ出てくる。保冷庫も動かしていいなんていってたのに、あとから動かしちゃだめと。 簡単ではないんだ。ほこりまみれのわらや木材のこともそうだけど、人は人それぞれに想いがあって 簡単ではないんだ。 女房のいらいらは 激しく、言い方が今まで以上にきつくなってきた。でも、収入のほとんどない俺は だまっていなきゃいけないのに すぐに口応えしてしまう。 なぜ こんなことをしているのだろう。 ほっときゃ よかった。とぼけておきゃよかった。そんなふうにちょっと考えた。
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