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2009/10/08(木)
愛するみけちゃん
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うっかり寝るときにみけちゃんのケージを閉めわすれてたらしい。 なんと知らせてくれたのはみけちゃん 階段をはさんで違う部屋に扉をしめて ベッドでテレビを見ていたら、 なんだか'にゃ〜ん、にゃ〜ん"って聞こえたような……… 一瞬テレビかと思いましたが 5秒くらいして、はっ!まずい! 下に降りていくと大変 と焦りました。
うちにはみけちゃんでなく、よまちゃんと言う、やんちゃで猫らしい子が、しょっちゅう脱走するんです。 この間はケージをしっかりひもで(よまのほうは、市販のは狭いので広くするため、さらに追加でいろいろ買って広くしてるので、出入り扉にカギがないので)3ヶ所結んでいたのに、 なんと! 2ヶ所解いていたので、びっくり…o(゜◇゜)o… 手が器用みたいです。 ただ可笑しいのは、2ヶ所解いて、疲れてあきらめたのか、脱走をしてなかったこと。 自分でそうやって脱走したりもするのかもと思いました。 たまに閉め忘れたら必ず脱走して、下に降りてうろうろし、 母を困らせるのです。 ちなみに階下は猫ちゃんはうろうろしてはだめなので なのでよまちゃんが、脱走したと焦って 部屋を出たら みけちゃんの後ろ姿…… ゆっくり歩いて そのまま自分のケージに帰って行きました。
これってきっと、"ケージ閉めてないよ、ま、いいけどさ……私はいたずらしないから、んじゃおやすみなさい" って来たんだとおもう。
あ〜ん、可愛い
高齢なので、だいたいじっとしてるみけちゃんですが、 わざわざ私が寝てるところまで、知らせに来てくれたんだと思うと、またさらに愛しくなりました。
野良だったので、いつ生まれたかわからないけど、 うちに来てから22年。 医者も手の施しようもないと言うくらいの癌が全身に広がっているけれど、 たくさん食べて、足腰はしっかりしているみけちゃん。 今みけちゃんは乳腺癌の腫瘍も悪化し、毎日手当が必要なおまけに 鼻の上にできた巨峰のように大きくなった腫瘍も痛々しい感じ。゛ 癌だからか痛がって苦しんでる感じではないけれど、きっとしんどいはず。
ご飯を満足できたら、 クッションにきてくれます。 'みけちゃん、ころ〜ってしてね、お手当しないと'って言うと、横になってくれるんです 可愛い そして薬をつけた絆創膏やサポーターを やりかえるまで、おとなしくしてくれるんです。
4月に余命いくばくも無いから、好きにさせてあげてと言われて、もうすぐ半年になります。 が、全く変化なし。 高齢なので、ゆっくりしていますが、元気に見えます。 あまり若いころ食べない子だったのに 病気になってから食欲すごくなったので、きっと 頑張って食べて生きようとしてくれてるんだなと思います。
もしかしたら痛みなどひどくても、ぐっと我慢してるんだろうな、何も文句言わずに…… お医者さんは、高齢だから、癌の進行は遅いでしょうし、そんなに食べて足腰しっかりしてるなら、 天寿を全うしてもらってくださいって。 そう思います。
見るからに苦しんで、痛がっていたら、 あんまりにもかわいそうと思いますが。
考え方により、ひどい場合は 安楽死というのもありますよ、と言われましたが、 それは今まだまだ、いえ、私には受け入れられません
こんなに頑張って生きているのに、 癌末期で高齢だからと安楽死など、考えられないのです。 考えるだけで悲しくなります
もしかしたら、そのほうが猫にとって、苦しまず、楽になれる方法かもしれません。 だけど、できるかぎり生きて天寿を全うして欲しいし、いつまでも側にいて欲しいと願う私です。 そう願うのはエゴでしょうか… 私にとっては子供同然。 人間なら超高齢で闘病中だけれど、食欲あり足腰しっかりしている状態で、安楽死など到底受け入れられるはずはないと、 そう考えが至りました。
こんなみけちゃんには いつも、ありがとう、私のために側にいてくれてって感謝しています。 存在してくれているだけで幸せなのです。 そしてみけちゃんが頑張って生きていると、私も元気をもらえるしね。
一日でも長く生きて欲しいと 祈る毎日です。 写真はみけちゃんの顔に腫瘍がまだないころ。 5年くらい前かな
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