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2015/05/29(金)
奇跡の出会い
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ヴィニャ・ペレス・クルス レセルバ リミテッド・エディション シラー 2002 チリ マイポ・ヴァレーDO
なんとペレス・クルスは02がファーストヴィンテージ!
植樹は95か? 日本上陸時から人気があり、当時はなかなか買えなかった記憶があります。
このワインは仕事帰りにたまたま寄った酒屋に売れ残っていたもの。
冷蔵庫の奥で人知れず眠りについていたものでラベルはボロボロになり、こんなの古酒マニアかチリワイン・ラヴァーの私ぐらいでないと絶対に食い付かないと思う。
恐る恐る価格を聞いてみますと当時のままの税込み2,376円!!
即買いです! 店主は喜び、客も喜ぶ最高の取引が成立しました。
ペレス・クルスは創業当時から今まで赤ワインのみの生産者という珍しいワイナリー。
ワインメイカーはジャーマン・リヨン、コンサルタントはアルヴァロ・エスピノザそして創業時の02はフレンチオークの新樽しか使用していない。
ペレス・クルスに樽熟成しないヴァラエタルラインも存在しないのはレセルバに使うカベルネ・ソーヴィニョンから落ちたブドウは売りに出すからだそう。
さあ、開けますよ!
瓶に付く熟成の証である黒カビを拭き取り、コルクにも付いているカビを拭き取り、ワクワクしながらコルクを抜きますとゴージャスな香りが広がりましたよ。
このワインも若い時はこんがリッチだったのだろうと感じる風味。
澱はたっぷりとあるけれど、当時は大柄に造ってあるのでリリースから10年以上経っているとは思えないコンディションです。
こんな良い状態で美味しいこのクラスのチリワイン古酒を飲めることはそう無いでしょう。
オープン冷蔵ショーケース熟成 恐るべし!
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