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2005/01/19(水)
『蔵が建つ』とは・・・?
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今朝は珍しく放射冷却現象になりました。 雄国山麓には霧の雲海が立ち込め、頂上だけがクッキリ綺麗に見えました。 もちろん今日は仕事がありますので撮影できないのが残念でした・・・。 間もなく『大寒』に入る時期としては小春日和の暖かい一日でした。 最近私のサイトにアクセスした検索語句で面白い言葉がありましたのでご紹介します。 それは『蔵が建つ』という言葉の表現です。もちろん喜多方の蔵とかについてはごく当たり前の表現ですから何とも思いませんが、今回のような語句は本当に珍しいことです。 そこで考えたのは、「蔵を建てることは男の一生のロマンだった・・・、女増し女房を持てば蔵が建つ」とも云われていたことをサイトの『蔵の町並散策』にマーキーの形でナレーションを流していたことを思い出しました。 私のサイトにはyahooを始めとして、いろいろなところからsearchが入ってきています。 うーん、凄い検索力ですね。本当に感心しました。 身持ちの堅い一つ年上の働き者の女房をもらえば、その女房は一生懸命表面(おもて)に出ないところでこつこつ稼ぎ、そこの主人を支えてやがては立派な蔵が建つ・・・! ここでの『蔵が建つ』とは、形ある蔵ばかりでなくて、大きな身上(しんしょう〜財産)を形成することの意味にも、私は解釈しています。 最近の喜多方の蔵をPRするポスターに『蔵の表情(かお)は男の浪漫』という言葉が使われているのを見掛けたことがあります。もちろんコピーライターの書いた言葉だとは思いますが、陰で支えてきた働き者の女房のことを書いてないのが、私としては好きになれない・・・ところです。 確かに見る人の目を惹きつけることが彼らの仕事ですから仕方ない話ですが・・・? ※なお、今回日記に登場した『女増し』と云う言葉は残念ながら「広辞苑」にも載っていません。yahooで検索して出てくるのは私のサイトともうひとつだけです。 ただ昔から聞き覚えのある言葉(俗語)であることは間違いありません。 決してセクハラのつもりで表現しているのではないことを付け加えます・・・! 〔今日の写真は「蔵粋小原酒造の蔵」です。〕
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