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2004/12/12(日)
素晴らしい『白鳥たち』との出逢い・・・!
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今日は素晴らしいお天気となりました。 中善寺湖の白鳥に逢いたくて早朝8時頃には家を出ました。 中善寺湖は湖というよりは「ため池」に近いような沼です。喜多方市の郷土の森公園となっていますが、途中に真言宗「中善寺」があることから、その名が付けられています。 湖面は水が少なくなって、沼底を歩く形でカモ達に昨日は出会いました。 車から降りると沢山の白鳥の鳴声が聞こえてきました。私の心は弾み、沼まで駆け足で降りてゆきました。 放射冷却現象で辺りには霜が降り、そして霜柱もできていました。私が歩いている沼底はもちろん霜柱で、軋む音が聞こえました。 それはそれは、沢山の白鳥たちが餌を啄みながら優雅に歩いていました。 もちろん湖面に浮かぶものあり、沼底を歩くものあり、辺りの霜が降りて真っ白くなった草木と本当にマッチした白鳥は、実に素晴らしい感動を私に与えてくれました。 白鳥の飛び立つ姿を撮影したくて1時間半位粘りましたが、白鳥は単独では飛び立ちません。複数以上で飛び立ちます。飛び立つときの羽音は、オーバーに表現すれば、まさに「ジェット機」のような音がしました。 実はこの日に素晴らしい方と出会いました。私が湖面に寄って撮影しているときに背後に人の気配を感じました。 見かけは農家のおじさんのように感じましたが、その方は還暦前まではパチンコをしていたのですが、還暦の日にカメラを買って、その日から今日まで『白鳥』一筋に撮影してきた、「穴沢」さんと名乗られました。ご自分で「天空の・・・」という写真集まで出版されたとお聞きしました。 白鳥以外は撮らないという写真家75歳のご老人は、白鳥が飛び立つ姿を逆光で撮影したものが偶然にも羽が透けて見えるような素晴らしい写真に仕上がったということです。 撮影ポイントをその方から教わりました。 綺麗な白鳥そして素晴らしい写真家との不思議な出逢いは、今日一日の私の心を清々しい気持ちにさせてくれました・・・。 この日は、私の親戚の結納を省略した両家の顔合わせの食事会が予定されていましたので、9時30分頃には撮影を終えました。 〔今日の写真は「中善寺湖の白鳥たち」です。〕
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