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2003/08/30(土)
この光景は、子供の頃によく見かけました・・・。
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今日のお天気は一日中曇り、本当に秋らしく〔?〕涼しくなってしまいました。只今の室温24℃です。今日の写真は皆さん何だかかお解りになりますか・・・。 喜多方の伝統産業を語るに、これを抜いては語れないものです。 そうです、「桐下駄の材料」を積んだものです。何故このようにするのかと言いますと、「桐は三年以上、北側の露に当てて乾燥させる」と、いいものが出来るといわれています。ここでご注意頂きたいのは、「露に当てて乾燥させる」という言葉です。乾燥させるというのは、正式には桐のアクを抜くことを云います。アク抜きが不完全だと、下駄を使っているうちに、すぐにその表面が黒ずんでしまうそうです。私達の世代より前の時代には、娘が生まれたら桐の木を植えるということが行われていました。そうです、嫁入り道具の箪笥の材料に使ったとのことです。、「桐箪笥」は軽くて、湿気らない〔湿気を寄付けない〕と云われています。 私が子供の頃にはこういう桐下駄の材料が山に積まれた状態は、よく畑の中で見られました。私の家にも有りますよ。母の嫁入り道具の桐箪笥が・・・。母は76歳です。父母共に健康です。
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