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2004/11/29(月)
マリファナ
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カナダに来てマリファナの話しは避けて通れない程、カナダ=マリファナで有名です。ですので、今日は少し、マリファナに付いて。英語ではweedやdope、potと呼ばれています。
カナダは、マリファナがほぼ合法です。完全に合法にしようとしたのですが(アメリカに流れているマリファナはカナダ産(特に質のいいB.C産)が多く、かなりの貿易黒字?ならしいです)、アメリカの反対があり、建前上は購入や使用は禁止されています。が、警察官の目の前で吸っていても、何も言われる事はまずないようです。 しかし、今日ニュースで(きちんと見ていなかったのですが)マリファナを吸ってる人にひき殺されたか、吸ってる人の過失で事故にあい、相手の方が亡くなると言う事件が流れていました。親族が「お酒のように、吸ったら運転しない法律を作るべきだ」と言うコメントを聞いて驚きました。 日本だと、マリファナを吸う行為自体が許せないとなるのですが、こちらだとお酒を飲む感覚で扱われてるのかと。 アメリカのネバダ州でも合法化の動きがありますね。
私は賛成派でも反対派でもないのですが、体に悪い物です。(但し、てんかんなど、ある種の病気の治療には役立っています)ニコチンは含まれていませんが、タールがかなり含まれています。タバコほどの依存性はなくリラックスし食欲が増える。マリファナを吸って肺がんなどで亡くなった前例はない。こう言えば聞こえはいいですが、決して健康にいい物ではありません。車の事故などで、相手を傷つける場合もあります。
こちらに来て、ハウスパーティーに行くと、カナダ人の殆どが吸っています。ダウンタウンを歩いてても、マリファナの匂いがする事があります。週末、ダウンタウンから少し離れた郊外を歩いていても匂う事がよくあります。
吸うも吸わないも自分次第です。ただ、一応「法律違反」だと言う事は覚えていて下さい。街中で堂々と吸う物ではありません。上で警察に何も言われる事は殆どないと言いましたが、捕まらない保障はありません。それで、日本に強制送還され、日本で裁かれる可能性もあります。
雇用率の低いカナダでは、栽培を国も見て見ぬ振りをしているのも事実です。但し、年に何度かは飛行機を飛ばして、栽培場所を見つけ出し、潰してはいるようです。何十年後かには、完全に合法になると思います。それに続いてアメリカが合法にすれば、日本もそうなるでしょう。その内、タバコが当たり前のように、私たちの孫が当たり前にマリファナを吸うようになる時代がくるのかも…
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