ウイングスミュージックスクールのキャンペーンガールの松子が今日もつぶやきます。。。
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2006/06/11(日) 松子の作曲講座9
梅雨、はじめました。

どうも、最近二の腕がすっかりたくましくなってきてしまっている松子です。

今日は、久しぶりに作曲講座を・・・!

来る7月2日日曜日にWINGS MUSIC LIVE が行われます。
前回のライブでは作曲をお休みした松子でしたが、
今回また(懲りずに)ライブに向けてオリジナル曲の制作にチャレンジしました。

今回は制作が思うようにはかどらず、フラ〜フラ〜フ〜ラ〜フ〜ラ〜ラ〜とずっと波間を漂っていたんですが、先日ようやく完成しました。

実は当初、完成したのと全く違う曲が松子の中では8割ほど出来ていたんですが、どういう経緯だったか忘れましたが、その曲がボツになったのです。

その曲は明るい夏のお気楽ソングで、久しぶりに松子with ボーダーズで出演しようと思っていたのです。
歌詞もほとんど出来ていて松子の中では久々のヒットでした。

作曲のレッスンで先生に「この曲のイメージは?」と聴かれたので「風見しんごみたいな感じです」と答えました。

先生はしばらく絶句してらっしゃいました。

松子としては、明るくキラキラしていて、難しい事はそこには何も存在しない、パラダイス的なステージを想像した時に、そこで紙吹雪とミラーボールにデコレイトされて踊っていたのが金ぴかのスーツに赤い蝶ネクタイをした彼(風見しんごさん)だったのです。

でも詞の世界は、甘酸っぱい青春疾走曲(松子命名)でなかなか素敵なんですよ。いつか機会があれば是非、お届けしたいと思います。

ボツになったしんごちゃんに一抹の未練を感じつつも、まったく違うイメージで2曲目の作曲に取りかかりました。

今度の曲は音楽的にはっきりとしたイメージを持って作ったので、メロディーはわりとスムーズにできました。
リズムがドンドンドンドンと一定のリズムを刻んでいるところに、シンセの機械っぽい高い音がピーヒャラなってるイントロのイメージ。
80年代のシンディーローパーとか(よく知らないけど)が歌ってそうな、ちょっと気だるいロック風でどこか切なさが漂う曲。

ただ、未だになんとなく違和感があるところがあるのですが、そこは今後の課題という事ではどうでしょうか。(?)

で、今回何をそんなに苦労したかというと、歌詞です。
ほんともう、全然できませんでした。

最近はいつも歌詞で悩みますが、今回は特にひどかった。

いつも曲を作る時は、その曲のテーマとか、主人公のイメージ先行でつくるので、詩のバックグラウンドは出来ているのですが、
今回は「音」だけで作ってしまったので、その曲に上手くリンクできなくて、こまりました。

途中、やっぱこの曲違うかも・・・?
この曲ほんとに歌いたいの?お松っちゃん?
やっぱ、松子には風見しんごがお似合いなんじゃん?
もう、やだ〜!もう作るのや〜め〜る〜!!

と、極論に達していましたが、
やめる事で、誰かに何かをアピールしたい(曲ができないことの言い訳)だけじゃん、逃げてんじゃん!!なにさ、この意気地なし!!!

と、もう一人の松子に叱咤され目が覚めた次第です。

目が覚めても出来ない物は出来なくて、しばらく格闘してました。

松子は心より、言葉で詞を書いてしまう傾向にあるので、芯の無い歌詞になる事が多く、また分かりにくい表現を使うのが好きみたいで、歌詞に関しては聞く人はよくわからない印象を持つか、なにも印象を持たないかのどちらかなんじゃないかと、最近では気づいてきました。

ちょっと小憎そくて、分かりずらい歌詞を作るのが本当は好きですが、今の松子の場合は自分の作品を聞いてもらうのはライブだけだし、ライブでは歌詞カードを配る訳ではないので、わかりやすい言葉をちゃんと届けられるようにメロディに上手く乗せることを目標にしたいと思い始めたのです。

本当は、まっすぐな歌詞って恥ずかしくて、ちょっとかっこ悪いと思っちゃってヒネリを効かせたいなんて変な欲出しちゃうけど、松子がカッコ付けたって、その方がなんか恥ずかしいんじゃないかな、なんてさ。

でも、なかなか上手く行かない。
世に出ている作品は、ホント良く出来てると感心してしまいます。

結局、ジタバタしている松子に創作の糸口が舞い降りたのはつい先日の事。学生時代の友人からのメールがきっかけでした。

詳しい事は控えますが、女が30年も生きてりゃそりゃいろいろ有るよね。っていう感じの報告を受けまして、一種のショックを受けた松子は、そのことについて悶々と考えさせられてしまったんです。

それが創作エネルギーに見事に変換して、ツルっと一筆書きのように詩が出来たんです。すごく単純でありきたりかもしれないけど、わかりやすい内容になったんじゃないかな、と。。。

実話ではなく、友人の話のタネを松子が妄想の世界で勝手に育てた内容になっています。

主人公は男(!初かも!!)。
自分勝手でわがまま、勢いだけの幼い男。(すごい言い放ち様。。。)
無くした愛に猛烈に後悔するあわれな様を描いてみました。

もちろん完全に松子が生み出した妄想キャラクターですが、
だんだん、書いているうちに腹がたってきて、
失恋にノックダウンしているこの男の目の前で、
この曲をギター片手に熱唱したやりたくなったほど。

もちろんギターは弾けないけど。
練習してでも、ギターかき鳴らして、ツバ飛ぶぐらい近くで歌ってやりたい。

作った本人がそう思うくらい、どうしようもないくらいあわれな男の劇場です。

どうぞみなさま、
7/2はお誘い合わせの上この男をはじめとするたくさんのドラマを見にいらしてください。

きっと楽しんで頂ける事と思います。


7/2(日) 19:30〜 渋谷7TH FLOOR です。


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