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2006/03/20(月)
松子のライブ感想文
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お疲れサマンサ!!
という訳で、昨日吹き荒れる強風の中、 WINGS MUSIC SPRING LIVEが行われました!
もちろん会場は屋内なので無風ですが。。。
いやはや、ウイングスライブも今回で28回目ということですから、 ちょっとした歴史をかんじますね。
会場は最近、プチリニューアルした渋谷のライブハウス7th Floor。 会場全体がよりアンティークな感じになっていて、 すごく落ち着いたいい雰囲気。
見に来て頂いたお客様にもリラックスして演奏をご覧頂けのではないでしょうか?
しかしながらどんなに雰囲気が良くても、 出演者にとっては緊張のステージです。
日頃の練習の成果、伝えたい思い。。。 そういったものを、張りつめた緊張感の中で出し切るのは容易な事ではありません。
上手くできれば泣きたいほど気持ちがいいし、 失敗したり、出し切れないと、泣きたいほど悔しい。
どっちに転んでも、泣きたくなるか、泣くのをこらえるか、泣くか、のどれかだと松子は思っております。
出演者の皆様、いかがだったでしょうか?
そういう松子も昨日は出演者の一人。
今回の松子のテーマは「メンタル」
ボーカルのレッスンを続けてきて、歌にとって何より大切なのは「気持ち」だと言う事が本当に分かってきました。
「歌は気持ち」というのは誰もが口にする事だし、 当たり前だと思ってきましたが、気持ち一つで声も、音量も、何もかもが変わってしまうという事が、身をもって思い知らされていたのです。
松子の場合は、日常の気持ちの変化がそんなに激しいタイプではないと思うので、イライラしていたら刺々しい声になる、とかそういうことでは無いんですが、「ただ何となく歌ってしまう」ということが多いんです。
自分の感情と、歌が違う次元にいる、というか、 まあ、早い話、歌に気持ちが無い、と、まあ、何とも、いいがたい、事実に気づいてしまって。。。 そりゃ「、」も多くなるわよね。。。
少し前にレッスンで一度、歌と気持ちがちゃんとリンク出来た事があって、 その時の快感がすごくて、逆に自分のダメな部分がハッキリしたんです。
でも、ソコさえクリアすれば、 もう一歩前進できるかな、と。。。
そういう事があったので、 今回は歌の練習よりも、歌う曲にリンクするイメージトレーニングばっかりやってました。
音を外しても、声が裏返っても、その曲と繋がれないまま、なんとなく歌い終わってしまう事の方がよっぽど怖いと意識を変えました。
そして、出番前に意識を集中する事につとめました。 これは初めてやりました。
「もし歌を歌えるのが今日が最後だったら。」
ちょっと極端ですが、それくらいの気持ちでないと松子にはステージは勤まらない!!!!と気合い入れました。
で、結果は。。。
音、思いっきり外しました。 歌詞間違えて、急遽作りました。
でも、気持ちよく歌えました。
ステージでは体が固くなって、しぼりだすような声しか出ない事が多かったんですが、それは免れました。
何度か危ない局面がありましたが、 意識を歌に持って行く事で、大事には至りませんでした。
ということはまだまだ完全に曲と気持ちがリンクできていないという事ですが、でもここ最近の事を思うとよく歌えました。
まあ、固くならない代わりに何度かすっぽ抜けたり、 音が外れたまましばらく帰って来れず、不安定ゾーンをさまよったりと、 言い出したらきりがないですが、 まだそれ以前の問題がたくさんあるので。。。
松子は歌でプロを目指している訳ではありませんが、 歌のレッスンを受けるまでは自分でも見る事の無かった自分の心の中を覗いたり、感じる事の無かった空間や、知る事の無かった感覚を得る事が出来るようになりました。
これは松子にとってすごく意味深いもので、そして素晴らしく幸せなことです。
まだ、歌ってないあなた! みなさんも歌ってみませんか?
レッスンは是非ウイングスミュージックで。
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