ウイングスミュージックスクールのキャンペーンガールの松子が今日もつぶやきます。。。
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2006/02/13(月) プレゼント
みなさまこんにちは。

少し前の事になっちゃいますが、この間ちょっとしたサプライズがあったんです。
聴いてください。

ちょっと小説風に書いてみます。
(上手くいくかな?)

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松子がその連絡を受けたのは前日の事だった。
勤め先の社長から携帯にメールが入ったのだ。

「明日の夜、家でミーティングしたいんだけど時間大丈夫かな?」

社長の自宅でミーティングとは珍しいな、と思いながら特に用事もないので
「了解です」と軽く返事をした。

去年の12月に建ったばかりの社長の自宅は居心地がよくて松子も気に入っている。

今年に入ってからは機会がなかったが、事務所でお鍋や社長の手料理を食べながら、ミーティングをする事が多かったので、今回もきっとそうだと早々と納得していた。

気になっていたのは前日にミーティングをしたばかりだったということと、お鍋の中身くらいだった。

当日。

お昼に社長と電話でミーティングの時間の確認をとる。
後で思えば、その時の社長の言動は落ち着かないものだった。
松子の言った言葉を聞き間違えたのか、「食べるものは用意してあるから!」と早口で、松子の問いかけとは全く関係のない返事が返ってきた。
松子は「?」と思いながら「いえいえそうでなくて・・」と本来の質問を繰り返す。
社長は事態を飲み込みすこし恥ずかしそうにその問いに答え直す。

「なにかおかしい?」と感じながら「やっぱり今日は鍋付きミーティングだったんだ」とまたも納得する。

本当はミーティングに用意していくものを確認したかったのだが、
「これ以上なにも聴かないで!」というオーラが受話器越しにビンビン伝わって、忙しいのかとも思い、思わず聴きそびれてしまった。

そう思ったのもつかの間、思考はすぐに目の前の仕事にシフトされ、波のように押し寄せる時間にあれよ、あれよと流されていった。

約束の時間が迫り、仕事を一段落させた松子は、冷たい風から逃げるように事務所から駅、駅から社長宅へと足早に駅に向かった。

「ピンポ〜ン」

郵便受けに真新しいシルバーの表札が輝いている。
白を基調とした透明感のある素敵なお家だ。

通されたリビングには社長の旦那様もいらして、テーブルにはホットプレートや食材がところせましと並んでいる。

「おっ。今日はコレ何ができるんですか?」

と、もはや松子の脳内では、今日の趣旨がミーティングからお食事会にすり変わろうとしていた。

ウキウキしながらテーブルに近づいていくと、背後の階段から誰かの気配がする。

と思って振り向くと、そこにはなんとアーティストのJUNYAさんがたっていた!

JUNYAさんは社長が楽曲を提供させていただいたり、一緒に制作をされているシンガーでいつもすごくお世話になっている、才能あふれる若きアーティストだ。

しょっちゅう顔を合わせているので、ここにいても何も不思議な事はないのだが、何かが変だ。

何かが全体的に変だ。

JUNYAさんがくる事を聴いていなかった事もあるけど、いままでにも一緒にお鍋を食べたことは何度もあるから、それほど意外というわけでもないけど、ミーティングって言ってたし、いったいなんのミーティングだ?
もしかしてミーティングっていうのは一種の言葉のアヤみたいなもので、やっぱり最初から鍋パーティーが本来の目的だったの?
あ、じゃあ何か持参するべきだったかも?
っていうか、玄関にクツ無かったケド?!
隠してた?なんで?誰に?

と、瞬間的に頭をフル回転させながら、どう反応していいかわからず
「あ、上に住んでる方ですか?」などど精一杯ボケたが、いかんせん思考回路がシート寸前なので中途半端な結果になってしまった。

その時だった。
階段の上から誰かの叫び声が響いた!
「ちょっと、まった〜!」

新たなる人物の登場にちょっと待ってほしいのはこっちだと焦る松子だったが、明らかにその声には聞き覚えがあった。

絶対に聴き間違う分けない関西風味の声の主が勢いよく階段からおりてくる。

もはや松子はパニック状態。
どうして?なぜ?ここにあなかがいるの?

そう、階段の陰から現れたのはほかの誰でもない松子の旦那だった。
かれは何かが書かれたスケッチブックを高々とあげ松子に近づいてきた。

そのスケッチブックには「Happy Birthday MATSUKO」と書かれていた。
「そうか!松子のサプライズバースデイパーティーだったのだ!」

あまりにいろんな事が起こりすぎて、完全に思考回路がショートして背中から頭から汗を吹き出しながらも、松子はなんとかその状況を飲み込んだ。

松子が三十路を迎えた当日は、社長が海外出張中だったためお祝いができなかったからと言って、わざわざ今日のパーティを企画してくれたという。

聴けば1ヶ月近く前からの計画だったとか。。。

毎日のように顔を合わせているのに気づかないなんて!
松子にとってはこの上なく嬉しい誤算だった。

明らかに動揺を隠せない松子と、「してやったり!」とほくそ笑む社長、社長の旦那様、JUNYA君、そして我が夫といメンバーで嬉し恥ずかしサプライズバースデイパーティが始まった。

松子昇天の瞬間だった・・・・!

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そんな訳で皆様のありがたいお心遣いのもと、その後はJUNYAさんのおじいさま直伝のお好み焼きを振る舞っていただいたり、(コレが超ウマ!!!!)可愛いらしくて美味しいケーキを頂いたり、もう幸せずくめでした!!!

 今年のお誕生日は30歳のメモリアルという事もあってか、お友達からたくさんお祝いのメールを頂いたり、突然ケーキを頂いたり、プレゼントを頂いたりと本当に幸せを実感できるお誕生日となりました。
皆様有り難うございました。この場をお借りしてお礼申し上げます!!


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