ウイングスミュージックスクールのキャンペーンガールの松子が今日もつぶやきます。。。
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2005/12/24(土) メリークリスマス☆ポウ!
いやいや。

今日はクリスマスイブですな。

今日は土曜日だし、世間では三連休のセンター(まん中)だから盛り上がってそうですな。

あっちいってもクリスマス。
こっちにいってもクリスマス。

昨日もケーキ。今日もケーキ。きっと明日もケーキ☆
おやつにケーキ。主食もケーキ。箸休めのケーキもご用意しております。風。

そんなうかれポンチな今日この頃ですが、
いつの間にか、ウイングスミュージック・クリスマスライブも大盛況の内に終了しておりまして、松子初のバラードも披露し終えたところでございます。

今回の感想としては、あの曲は誰か上手い人に歌ってほしい〜。ということかしら?

上手い人に歌ってもらったのを聴きたい。

松子が歌ったのではよくわからん。
曲が可哀想でさえあった。

調子は悪くなかったし、ドキがムネムネするほどの、たいそうな緊張もなかったし、いままでのオリジナルの中では一番「歌」という部分に力を入れてやってきたのに。失敗した訳でもなく、ただ歌えなかったのダ。

練習でも歌える日と歌えない日があるという綱渡りの状態ではありましたが、でもやっぱり歌えなかったのが結構ショックでした。

この曲は「サビ」が命なんどす。
その「サビ」が歌えないと意味ないんどす。

ええ、白状しますけど、歌い終わったあと控え室に戻る道々、悔しくて大泣きしました。

三十路目前の女が、「歌えなかった〜ワ〜ン」とかいって、わんわん泣いて、酔っ払いみたいにヒック、ヒック、ジュルジュルいって、二十歳くらいの生徒さんに「松子さん大丈夫ですか?」とかって慰められているのも、スタッフとしてかなりいけてない姿ですが、三十路目前で上手くいかなかったからといって、みんなの前で醜態さらせるくらい一生懸命だったということは、それぼど悪くない事かと思ってみたり。。。
そしてそんな三十路女(しかもスタッフだぜ)の醜態を受け入れてくれるみんなが好き。

ありがとう。

というわけで、個人的には凹みぎみでしたが、全体としてはとても盛り上がったし、よいクリスマスライブになってとても満足しています。

そんな御満悦松子の気持ちをさらに高まらせてくれた出会いが昨日有りました。

それはマイコ〜のDVDです。

マイコ〜とはみなさんもお馴染みマイケルジャクソン。

実は昨日マイコ〜のビデオクリップ集とコンサートライブのDVDを二枚買ったデスヨ。

もう、超カッチョイイ〜〜!

ポウ!

松子は基本的に日本の歌謡曲専門なので、洋楽はほとんど知らなくて、マイコ〜とかマドンナとかビートルズ(ジョン&ポール限定)以外は顔と名前も一致しないくらい。(ヒドイ、ヒドすぎる)

そんな松子でもマイコ〜の曲は何曲か知ってるし、スリラーのビデオクリップとかは目にした事があったけど、印象としては『「ポウ!」とかいって股間を抑えながら、顔の色がどんどん変わってゆく生物学的にありえない人』というくらいでした。

でも最近になって、何だかんだいっても歌うまいし、なんかそれなりに格好よさげなことしてる人なのかも、くらいにランクは上がってたんです。

で、昨日郷ひろみのライブDVDを探しにいったついでに(ヒロミのはなかった)勢いあまって二本も購入してしまったのです。

家に帰ってまずビデオクリップ集のDVD観賞会。

15曲くらい入っていたんですが、取りあえず「スリラー」「Beat it!」「BAD」
といった王道曲から攻めていくことに。

かっこイイ!!

とくにBADがお気に入り。

BADだけに悪そうな若者が駅の構内で踊り狂うというもので、ロケーションはほとんど変わらないし、派手な照明や、セットがあるわけでもない。花火が上がったり、衣装が次々に変わるわけでもない。
カメラワークなんかは上手く考えられているんだろうけど、映像じたいに凄い仕掛けが有るわけでもない。あるのは歌とダンスだけ。
その歌とダンスでここまで魅せる事ができるのか!ともう感嘆!!!!!!

もうやられた。ノッカウトですよ。ノッカウト。
もうくびったけ!ぞっこん!ぞっこんLOVE!(解説不可)

そんな中、次のDVDへ。
もうその時点で1時くらいだったから、ちらっと見て寝るつもりだったのに。

やばい!ライブのほうが凄い!

ファンの盛り上がりも凄くて、失神者続出。

中には、マイコ〜が登場してすぐ卒倒しちゃう人も映ってた。

あの人可哀想。

せっかくチケット買って、ずっと楽しみにしてただろうに。
もしかして、会社休んで来たかもしれないし、下手すると他の国から来た人かも知れない。さらに下手するとライブの為に会社やめてるかも。

なのに一曲も聴かないで医務室なんて。

気付いたらライブ終わってたらショックだろうな〜。

とか、軽く同情しながらも、こちとらもマイコ〜に魅せられて。
気がつけばマイコ〜が背中にジェットエンジンみたいなのを背負って、宙に消えて行くフィナーレまで見届けてしまいました。

よって今日は寝不足ですけれども。

ステージはああでなくっちゃ!と思いました。

次は宙づりで歌うか。。。 

ポウ!!

2005/12/10(土) 松子の就職氷河期
12月ですよ。
師走ですよ。
走りますよ。

あ、さて。
今日は、今朝の通勤電車でふと思い出した、松子の思い出話しを聞いて下さい。

松子は実は幼稚園の先生と保育士の資格がとれる短大に通ってたんです。

ちなみに歌手の「大塚愛ちゃん」と同じ学校なんですぅ。
もちろん松子が大先輩ですぅ。(プチ自慢☆)

まあ、幼稚園の先生とか、保母さんというのは女の子が一度は憧れる職業の一つだとは思うんですが、松子は保母さんになりたかったわけではないんです。

高校三年生の進路決定の折に、卒業した後に何か資格のとれる学校にしようと、十代のわりには建設的な考えのもと、その学校を選んだんです。

まだ何をやりたいか決まってなかったし、どうせ同じ時を過ごすなら、資格だけとって一般企業に就職してもよいではないか、と考えていたんです。

そんなこんなで保育専門の短大へ行き、ピアノの練習をしたり、創作ダンスをブルマで踊ったり、実習先で子どもにカマキリの死体を投げられたりしながら、二年近くの時はあっという間にすぎて行きました。

いよいよ卒業も間近。
さあ、次の進路はどうする?という時期が来たのです。

最初は一般企業に就職しようとも思っていたんですが、特にこれといった仕事がしたいと言うわけでもなかったし、せっかくなので、保育園が幼稚園にでも就職してやるか、とちょっと高い所から見下ろす感じで、松子の就職活動がスタートしたのです。

しかしながら、世間では少子化のあおりを受け、子供の数は激減。保母さんも幼稚園も有り余っている現状。

しかも我々はベビーブームの末裔。
定員1名とか若干名とかいう訳の分からない枠に、50人とか100人とかの受験者が押し寄せなかなか厳しい物がありました。

たくさんの幼稚園や保育園を受けました。
いろいろな試験がありました。

寒っむい体育館でひたすら縄跳びもしました。(1回3分、10セットってボクサーかッ!)
面接中にいきなり初見で紙芝居を読まされたこともありました。(しかもズーズー弁の東北方言紙芝居。読めるか!!)
必ずピアノの実技テストがあるのですが、その中でアップライトの古びたピアノが揺れるくらいのなんか凄い曲を、テクニック満載、エンジン全開で披露する他の受験生に圧倒されたこともありました。(他の道進めよ!!)

なんてったって少子化ですから、幼稚園や、保育所も少しでも子どもを獲得しようと、いろいろと特色をつけるわけです。

マーチングや音楽に力をいれたり、英語教育、早期教育・・・、と様々ですが、それに合わせて保母さんも要求されるレベルが高くなっていき、とても松子のレベルでは太刀打ちできるような物ではありませんでした。

それに面白いほど運がなく、特にピアノのテストではさんざんでした。

ある幼稚園でのこと。初見で子どもの歌の弾語りのテストで、全員に違う曲が渡されるんですが、ピアノに座るまでその楽譜は見れないんです。

他の人が順調にすすんで(いるように見える)、いよいよ松子の出番。
緊張の面持ちで、おもむろに楽譜を見ると...。
「なんじゃいッ!!!」

それはなんと知らない曲。

他の人は「とんぼのメガネ」とか「おなかのへる歌」とか、子どもの曲の王道曲ばかりで、弾いた事ある曲もいくつもあったのに、、、。
なぜ松子の曲だけ、こんなマイナーなの??
「とんぼのメガネ」なら弾けたのに!

曲を知らないから強引に歌って、勢いで突っ走ることも出来ない!!!!
メロディーと伴奏と歌詞と、どうやって一度に見るの〜〜〜?

一度も練習もできないし、最後まで譜面を確認する時間もなく、「はい、松子さん弾いて下さい」って弾けるか〜〜〜!


思えば、あれが始めて人前で披露したオリジナル曲だったかも知れない。。。

あと、別の幼稚園でのピアノ試験の時、今度は初見で普通のピアノ曲を弾くテスト。忘れもしない、課題曲はピアノ練習曲集で有名なブルグミュラーの25曲の練習曲の中から7番「清い流れ」。

松子はピアノを習っていた頃この曲集が大好きで、くり返しくり返し弾いていて、結果としてそれ以上前に進めなかったほど。しかし、一曲だけ弾けない曲が、、、。
もうお分かりですね、その曲こそ7番「清い流れ」。
他の曲なら多分どの曲でもそこそこは弾けたのに、、とボーゼンと弾いたその曲は清くも何ともなく、日照り続きのドブ川のごとくその流れは干上がっておりました。

もともとそれ程弾けないので運がよくても、悪くても、たいして変わりはなかったかも知れませんが。。。

結局、最後に受けた保育園のテストで書いた「生後半年の赤ちゃんになったつもりでお母さんに言いたい事を書く」というお題の作文を、その後の面接で大絶賛され、有頂天になった松子にその保育園の園長が言った「違う道に進んだ方が向いてるんじゃないですか、なんちゃって。」という一言で、保母になる道が間違っていたということに気が付いたのです。

その園長先生は作文が上手にかけたので、誉めてくれているつもりだったんだと思います。が、「なんちゃって」はないでしょう。

こちとら真剣なんですけどぉ!!!!

まあ、それはいいとして、結果として「他の道に・・・」という部分がきっかけで、こんなに試験に一生懸命になっているけど、果たしてホントに保母さんがやりたいの?そんな気持ちでやってていいの?と自問自答する良い機会になり(遅ッ!)カマキリの死体を投げつけられたときの子どもに対する軽い殺意を思い出し、これは危険とすっぱり保母の道を切り捨てた松子でありました。

思えば、テストで知らない曲があたったり、「清い流れ」を止めてしまったりしたのは、「保母になるなよ〜〜」という天からの声だったのかも知れません。
子どもを守るための・・・・。


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