ウイングスミュージックスクールのキャンペーンガールの松子が今日もつぶやきます。。。
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2006/11/21 さらば!松子の部屋
2006/11/13 ついに!
2006/11/06 ライブ終了いたしました。
2006/10/22 松子三昧!
2006/10/17 ご、ご無沙汰しております。

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2004/09/30(木) 悪夢
松子の朝は慌ただしい。

大体家を出る40分前に布団から抜け出し、
シャワーを浴びて体中をみがき、
コーヒーをカップ半分飲んで飛び出す。

第一回目の目覚ましは8:45。
これで身体に朝である事を何となく認識させる。

第二回目は9:00ちょうど。
間もなく起きなければいけないと言う事を告げる。

第三回目は9:10。
いよいよその時が来た事を告げる。

そこから約10分布団の中で己と格闘し、9:20に諦めるということになっている。

始めの目覚ましのベルから完全起床まで35分ある。

この間によく夢を見るのである。
というかこの間の夢しか記憶して無いというところか。。。

その記憶というのも中途半端で、
たしかに一昨日変な夢をみて、ウイングスの先生に夢の内容を具体的にお話したのに、もうどんな夢だったか全く覚えていない、という具合だ。

今日も35分のドリームタイムに夢を見た。
がなんの夢か全く覚えていない。
しかし松子は確実に大声で「無理!!!!」
と絶叫しながら飛び起きた。

いったい何がそんなに無理だったのか。
だれかに向かって超不快な気持ちで叫んだのは覚えているのだが、松子とその人の間に何があったのだろうか?

だいたい現実でもあんなに不快な気分にはそうそうならないし、ましてや人に向かってあんな大声で否定語を叫ぶ事なんてまったくない温和な松子だと言うのに。。。。。

夢ってなんだろう?

何のために見るんだい?

松子は嫌な夢をよく見る。
約束の時間に遅れて冷や汗だらけで走ってる夢とか、
彼に浮気されたり、振られたりして絶望の底から這い上がれない夢とか。。。。

しかも決まってその夢の嫌な気分が目覚めてもリアルに残ってる事が多い。

空を飛んだり、ハンバーグ食べ放題とか、そんなまさに夢のような夢はほとんど見ない。

昔よく、もしかしたら夢だと思っているのが現実で、この現実こそが夢だったりして! なんて思ったもんですが、それがホントだったらとんでもなく辛く堪え難い人生だと思う。

でももしかしたら松子にとっての夢は人生の中で辛い役割をしているのかも。

現実では松子はつくづく幸せ者だからだ。

やっぱり物事はバランスなので、現実で余りに幸せ過ぎるとのちのち凄い不幸が身に迫るかもしれない。
それは困るので夢で嫌な思いや絶望感を味わっておく。
実害無き不幸感。だからリアルに気持ちが残るのだ。

なるほど。

ということはなにか?

松子の場合は、幸せいっぱいの夢を見るようになったら危険信号ってことかい???

2004/09/27(月) 不思議な日々
こんにちは。
しばらくご無沙汰してしまいました。

実は先日頑張って書いていたんですが、あともう少しと言うところでパソコンが固まってしまって、放心状態が思いのほか長く続いておりましたので、大変失礼しました。。。。

さて、先日松子の身におこったちょっとだけ不思議な出来事を御紹介したいと思います!

その日松子は夕方から電車に乗ってお出かけをしたのです。
最寄りの駅を出発して、一度乗り換えて新宿へ出て、さらに乗り換えて目的地である阿佐ヶ谷へ向かったのです。

最初の乗り換えの時に松子の乗ったドア付近に二人の女の子がいました。その子達はドアの左側に陣取り、松子は同じドアの右側に居場所を確保しました。
別に何というわけでなく、つかの間の空間共有も10分程で終わり、新宿駅に到着後はバラバラにドアを出て、お互いどこへ向かったかも知るよしもない、という感じでした。

そして松子は二回目の乗り換えをし、阿佐ヶ谷に到着。阿佐ヶ谷で約二時間半お芝居を楽しんだ後、阿佐ヶ谷の商店街で半額タイムサービスのボリューム満点トンカツ弁当を320でゲットし、帰路へとついたのでした。

阿佐ヶ谷の駅を出発し新宿で復路一回目の乗り換えをしようと電車を降りた時、松子の乗っていた車両のドアから往路で同じドアの左側に陣取った女の子が乗ってきたではないですか!!(驚)

ええ、ええ、忘れませんとも、
色とりどりの原色で編み込まれた個性的な帽子、
そしてその帽子からのぞく黒の比率が高い大きな目。
彼女もさすがに驚きをかくせない様子。

同じところから来て、同じ所へ帰るならまだしも、
全く別のところから来て別のところに帰るのというのに、
中継点で二回も同じドアに乗るなんて!!
何たる偶然!!!!

前世からの因縁か、はたまた来世への地固めか。。。。
フッフッ、神のみぞ知る。。。

さてその翌日、出勤の電車の中での出来事です。
ふと前の座席を見ると七人がけのシートに男性が4人。
キレイに一つずつ間をあけて座っていたのですが、
何とその顔ときたら、4人が4人そっくりな顔をしているでは有りませんか!!!
特にその目!
こぼれ落ちそうなオリエンタルムード満点のくっきり二重!
なぜか全員顔をそむける事なく、視線は真正面を睨み付けている。

しかも左から順番に少年、青年、中年、初老、と年齢順にきちんと整列!!

他の人は誰も気付かない!
せっかく目の前にこんなにおもしろい光景が広がっていると言うのに!
嗚呼、もったいない!!

一瞬、家族三世代でお出かけか?とも思ったのですが、4人に接点は無いようで別々の駅で降りていかれました。

彼等がこの日同じシートに座ったのは、
前世の因縁か、はたまた来世への地固めか。
神のみぞ知る。。。
しかしいずれの世でも、血縁関係であることは間違いないようだ。。。

さてその後駅に到着しウイングスまでの道をせっせと歩いていた松子が、踏み切りに差し掛かったときでした。

一台のタクシーがこちらへ向かってやってきたのですが、
朝だというのにヘッドライトが二回ピカッと光ったのです。
何だろうかと思って運転席へ目をやると、
有ろう事か、運転手がハンドルから両手を離し、その両手を前に突き出してVサインをしているではないですか!!

周りには誰もおらず、明らかに松子に猛烈にアピール!!
何をアピールしているのかは理解不能!!

揺れるVサインを横目に、
なにがあってもこの間抜けづらのおやじとは、
前世も来世も、この後も未来永劫(みらいえいごう)関わる事の無いようにと真に神に祈る松子であった。。。。

2004/09/18(土) 泳げるか泳げないか
皆様 こんにちわ 松子です。
暑いんだか 涼しいんだか さっぱりです。

まだ少し夏を引きずっているようですね。
昨日天気予報で「台風の本番はこれからです」って言ってたのを聴いて、驚愕(←おおげさ)!

あんなにバンバン、ババン/バ/バン、大型で猛烈なタイフーンがきていたというのに、あれがただの序奏とでも?言いたいのですかい?

どうやらそのようです。
そう言えば、例年はこれからが本番。
毎年、毎年、冷夏、暖冬、猛暑、大雨、異常気象の連続!
というか異常じゃないほうが異常、ということは、正常??

どうでもいいですね。
ところでみなさん泳げます?(唐突!!)

松子は実のところ良くわからないんですよ。
昔は泳げていたのは確かなんですが、
プールや海で真剣に泳いだのは中学一年生の水泳の授業が最後ですたい。
その後プールの授業は無かったし、海に遊びに言っても真剣におよがないしねエ。
しかも松子クロールしかできないの、皆で遊びに言って一人で沖に向かってクロールしてもねエ。しかも立ち泳ぎもできないから途中で止まれないし、ノンストップで弧を描いて帰ってこないと、足とどかない所だと溺れるしねエ。

平泳ぎをマスターしなかったのは痛いね。痛烈だね。
海(プール)ライフをエンジョイするには致命的だね。

そんなことで、ここ十何年もマトモに泳いで無いので、果たして今泳げるのか、はたまた水にうけるのか疑問なのです。

松子が真剣に泳いだ最後の記憶は、その中学一年生の時のプールの時ですが、今もなお鮮明に脳裏に焼き付いています。

それはプールの最後の授業でのこと。
それまで、それぞれのレベルに合わせて4つのコースに別れて授業がすすめられていたのですが、その日はそれぞれのコースで出された課題のテストが行われたのです。

(コース別 テスト課題)
Aクラス・・バタ足
Bクラス・・10メートル
Cクラス・・25メートル
Dクラス・・200メートル

松子の所属はなんとDクラス。
本当はCクラス位の実力だったんですが、仲良しの友だちがDクラスだったのと、Dクラスは地域の水泳クラブなんかに入っている子ばかりだから、今さら学校で教わる事もなく、ほぼ自由にレーンを泳いでればいいという、魅惑の特典付きだったので、「どうせばれないさっ、へっへっ」と経歴詐称をしてDクラスに潜り込んだのでした。

そしてこの最後の日に、200Mのテストの事が発表され時は25メートルも泳げるかどうかわからない松子にとってはまさに絶体絶命のピンチなのでした!!!!

そして当日、いよいよテストの時間になってしまいました。Dクラスの面々が楽々と200mを泳いでいく中、ひとり「詐称がばれたらどうしよう」と小心者ぶりを発揮しビクついていたのです。

もう逃げも隠れもできない(水着だし)松子の番です。
用意ドン!

「ドン!」と言われても「ドン!」といけない心境では有りましたが、仕方なくおずおずと200mという未知の領域に向かって泳ぎだした松子でした。

そのプールは小さく、長さが25メートルしか無いので、4往復しなければなりません。

取り合ず最初の25mをクリア!
華麗なターンを見せる子もいましたが、そんな芸当できるくらいなら、何も苦労はしない訳で、、、、。

そして奇跡的に、50Mクリア!
いったん足をとめるからちょっとしたブレイクタイム!
「もうだめ!」

言い残した一言に学友は騒然!
遠くでお友達の声が聞こえた、
「先生、松子ちゃんもうダメって!!」

だって、無理だよ!
と必死で水をかく松子。
次の折り返し地点に先生が先回り。

「松子、行けえ!!」

もう止めようと思ってたのに、、。
熱い激励に、見事に激しく励まされて、
ええい!行ってやる!

えっ!今ので75m!!??
松子ってすごいかも!

ようし、次に皆の所に戻れば100mだ!
やってやるうううう!

ああ、ダメかも!
いやまだまだ!
ダメだよ!
だってもう足が動かん!
なんとか100mまでもって!

100mで充分だよ、皆声援ありがとう!
よし、100mも目の前!


「松子、やめるなあ! 根性見せろおお」

・・・なんだよ熱血!
無理だよ!
なんで皆泳いでんの?
人類が陸に上がって何億年立つと思ってんの?

しかし、皆の声援が聞こえる、
そして、熱血の激励も聞こえる!

ええい!やっぱやってやるう!
溺れるまで、手足がちぎれるまで泳いでやる!
なんかあったら責任とれよ!熱血&教育委員会!!!!

125m こんな中途半端でやめられん
150m ついに下半身が水中に沈みだした
175m ああ、空ってどうして青いのかしら・・・?

....200m!

ついにやった!
見たか熱血よ!根性みせたぜ!

水上に上がった時が、松子のかっこいい瞬間でした!

とはいっても、50mでヘロヘロになってる時点で、詐称バレバレだよねエ。

2004/09/13(月) たまにはパスタ
こんにちわ

まだまだ日中は暑いざんすね。

しかし、あの暑かった八月を思えば夜なんて随分涼しくなりましたね。9月も中旬ですから秋に向かって突っ走ってもらわないと困ります。

秋といえば、スポーツの秋、読書の秋、そして何より食欲の秋、ざんすね。猛暑のまっただ中ではやはり食欲も落ちてしまい、「おいしいもの」より「あっさりたべやすいもの」を求めてしまいがちですが、これからはそうはさせません。冬に向けての貯えの時、みなさんしっかり栄養を摂取し、味覚を楽しみましょう!

ところで松子のフェイバリット・フードは何を隠そう、ハンバーグです。レストラン(ファミレス系)での注文は迷わずに、「ハンバーグと海老フライ」もしくは「パインバーグディッシュ(びっくりドンキー限定※東京にはあまりお店ないんです。。悲しい。。)」

松子は誓って浮気はしません。ファミレスではとにかくハンバーグ一直線です。

もちろん自分でも作ります。貴重な松子のお料理レパートリーの一つです。

しかし残念ながら毎日毎日ハンバーグというわけにもいきませんし、手間もかかるので滅多に作りません。

そう、松子の食生活で何より欠かせないのがパスタです。
パスタもハンバーグの次に大好きざんす。

1ヶ月の半分くらいはパスタを食べて生きています。
というのは大げさですが、松子が自炊する半分はパスタです、というのは本当です。いや、自炊となるともっと多いです。

1週間連続ディナーがパスタでも全く平気、というか大歓迎。
お昼おでかけして、お店でカルボナーラを食べても、夜帰宅してディナーは気分を変えてペペロンチーノでいけます、というか大歓迎。

たいていは缶詰なんかになっているパスタソースを使用しますが、一つだけ松子オリジナルメニューがあります。その名も「シーチキンスパ」!その名の通りシーチキンのスパゲティーなんですが、間違っても「シーチキンパスタ」とは呼ばないようにしていただきたいのです。(心配無用)
あくまでもパスタではなくスパゲティーという響きにぴったりな一品なんです。

このメニューは中学生の頃から作り続けている歴史有るメニューで、ゆでたパスタにシーチキンの缶詰とケチャップを混ぜ合わせるといういたって簡単、どこがオリジナルやねん!というシンプルなお料理なんですが、年月を重ねていくうちに松子なりのこだわりという名のスパイスが加わり、う〜ん!最高!!のお味になっているのです!

たっぷりのオリーブオイルにちゃんとガーリックや唐辛子も入りますし、ケチャップも厳選した二種類をブレンド、胡椒はブラックペッパーーをミルでひいて、アルデンテにゆでた麺をからませて、チーズとパセリをまぶして、そのまま一気にお鍋のままで。。。。あー食べたい!

あーあー食べたい!あーあーあーあー!!

今日は久しぶりにパスタでも食べようかな。

2004/09/11(土) さらばチャーリー・アンドリュー
あの悲しみの出来事があったのは、今からちょうど一年前のこと。

松子が20歳の頃から愛用していた、チャーリー・アンドリューという名の愛しき自転車との永遠の別れを知ったのは。。。。

彼と始めてあったのは、松子がまだ故郷にいて短大を卒業したばかりの春の事だった。近くに出来たばかりの大型自転車屋さんの壁に吊るされていた麗しき外見に松子が一目惚れしたのである。

いわゆるママチャリとは異なり、また走りやすさを重視したモトクロスタイプやモトクロスモドキとも違い、言うならばルックスのみを追求したグットルッキングチャリ。クラシックなデザインで、そのルックスは類を見ない程、その大型自転車店の中で抜群に秀でていた。

店員さんにはしごを使っておろしてもらい、実際に試乗させていただいた時は、すでに興奮しているのでマトモな判断ができる訳も無く、タイヤが太いためかなり漕ぐのが重いはずなのに、「うん、走り心地もいい!すごく安定してる!!」などと夢見心地に漠然と感想を述べていた。

こうして、アンドリューは両親からの就職祝いと言う事で、松子の元へやってくる事になったのである。

しばらくの間嬉しさのあまり自転車通勤をしていたが、やはりタイヤが重く日に日に所要時間が長くなっていき、もともと自転車で通える距離では無かったので、(最後の方は一時間弱かかっていた)数カ月で通勤の任務からは解き放たれた。

それでも常に街乗りとしては松子の側にいたし、その後東京に出てくる時も引っ越しの荷造りの時に、一番最後に絶妙なバランスでトラックの荷台に詰め込まれ、共に上京も果たした。

東京生活ではさらに彼の存在が欠かせなくなり、お買い物、ちょっと駅まで、晴れた日のお散歩、、、いつも側にアンドリュー。

だったのに。

いつものように仕事がおわり、電車に乗って帰ってきて、駅で彼の姿を探した、、、。しかし探せど探せど一向に見当たらないではないか、、、!
あの麗しい姿、購入時から何年も経って多少雨風にさらされた経験も伴い、幾分疲れた感も有るが、それでもいつもたくさんの自転車の中でひときわ輝いていたあの姿が見えないのである。

実は前にも同じ経験があった。そうこの場所は駐輪禁止区域。朝駐輪所に行く時間が無くて、改札口に近いこの場所に置き去りにしてしまったため、撤去されしまったのである。明らかに松子の過失である。
しかしさらに松子の過失は続いた。前回撤去された時は自宅より遠く離れた引き取り所まで迎えに行き、手数料を支払って松子の元へ戻ってきてくれたのだが、この頃は非常に忙しく、お休みの日も遠い引き取り所まで行く気力が無かった。
季節は夏に入り暑かった事も松子のやる気のなさにさらに拍車をかけ、あろうことか松子はアンドリューを数カ月に渡って引き取り所に放置したまま過ごしてしまったのだ。

九月に入り幾分か暑さも和らぎ、仕事も落ち着いてきたある日、ようやく松子は超重たいお尻を上げた。引き取り所に到着した頃には、日も落ちてきて引き取り所が閉まる時間も迫っていた。

遅くなってごめんよ、アンドリュー!迎えにきたからね。。。

うすぐらい中で松子は捜索に乗り出した。
しかし、そう広く無い引き取り所を一周しても彼の姿が無い。

係りのおじさんが、様子を伺いにやってきた。「どんな自転車?」と訪ねるおじさん。「かっこいいので一目でわかります」と答える半泣き松子。

「まさか、まさか、まさか」

頭と胸はもう不安に支配されていた。

そう一目でわかるはずなのに!彼がいないなんて!!!

焦る松子におじさんは更に問うた。
「いつ頃撤去されたの?月によって置く場所をかえてるからね」

なに!?それは朗報!早く言え!!

「えっと、数カ月になるので、ハッキリ覚えて無いのですが五月が六月ごろだと。。。。」

「はあ!? 今九月だよ!なんですぐとりに来ないの?お嬢ちゃん、三ヶ月経ったら処分する事になってるの、はがきこなかった??」

「・・・・こなかった・・・・」

もはや目には涙である。
(というか今も泣きそうになってきた。)

すでに日は暮れて真っ暗、諦めきれずにおじさんと最後の捜索。

しかし結果は同じだった。

「ごめんよ、ごめんなさい、アンドリュー。ああ、ばか松子!どんなにアンドリューが寂しい思いをしたか!忙しくても暑さに焼けこげそうになっても、彼を迎えに行くべきだった!」

気付くのはいつも過ぎ去ったあと。
覆水は盆に帰らないのである。

悲しみと後悔の渦の中、しばらくは申し訳ない気持ちがいっぱいで新しい自転車の事等考える余裕も無かったが、やはり生活しているとどうしても必要になる場面が出てくるわけで、半年ほどたったころからは新しい子を迎える気持ちを整えはじめていた。

そしてついに、我が家の愛犬を病院につれていく度にかかる往復のタクシー代の事を考えると新しい自転車を買った方が経済的という結論に達し、一昨日近くのジャスコの自転車売り場で新しいチャーリー君を購入した。

翌日に愛犬の病院の予約を入れてあったので、それを見越しての購入タイミングだった。またもやグットルッキングでしかも今回は折りたたみ式。新しいものは嬉しいもので、翌日うきうき気分でNEWチャリー君にまたがり、愛犬の診察へむかった。

確かに雲行きは怪しかった。
まさかと思ったがやっぱり降ってきてしまった。
しかも一瞬でかなり激しい大雨となった。

急いで近くのジャスコに逃げ入ったが、しばらくの雨宿りもむなしく、結局それ以上チャリで進む事ができなかった。
NEWチャーリー君をジャスコの駐輪場にとめ、やっぱりタクシーで動物病院へ向かうこととなってしまった。

あら?タクシーで行かないために購入したのに??

というわけで、デビューを華々しく飾るというわけには行かなかったが、新しいチャ−リ−君を迎えることができた。

でも、アンドリュー。

君の事は何があっても忘れない!

さらば、チャーリー・アンドリュー!

2004/09/05(日) 宣伝?
こんにちわ、松子です。

イヤー、大雨やら突風やらタイフーンやら噴火やら、しまいには地震まで! いろいろとざわついていますが、皆さんいかがおすごしでしょうか。松子です。

近ごろの松子ときたら、すっかり読書に夢中です。
もともと読書は好きなほうで、一度はまると抜けられない傾向に有ります。難しい文学系は苦手ですが、ファンタジーや推理小説、エッセーやシリーズものの児童文学などが大好物です。

いま読んでいるのは小説ですが、もうすでに5回くらいは読んでいます。同じ本をくり返し、くり返し読むのが好きなので、あんまりお金はかからないでよいのですが、同じ本を何度も読むのが好きな人と、時代劇が好きな人は、ボケやすいと聴きました。その俗説が本当なら要注意です。

しかしくり返し読みは止められません。
まず一回目というのはあまりじっくり読めません。なぜなら続きが気になってきになって、物凄いスピードでストーリーを追っかけるのに必死になってしまうからです。一度結末を知った上で再度細かいところまで読んでいく。なのでそんなに気に入って無くても必ず2回か3回は読むようにしています。
しかし気に入ったら最後、何度でも読みたくなります。

ということでいま5回目に入っているその小説は浅田次郎さんの「椿山課長の七日間」という本です。

ある働きざかりのサラリーマンがある日過労の為に突然死してしまうのですが、突然のことで家族や仕事やさまざまな事が気になって成仏できません。

現代的な冥土(あの世とこの世の中間地点)のシステムを利用して、成仏するまでの七日間(初七日ということで)をコミカルに、描いた超感動作です。

松子のお気に入りは、冥土で行われるあの世へ行くための手続き。まるでお役所のようにシステム化された新しい「冥土」が書かれています。ここはほんとうに爆笑しました。

この主人公は死んでも死にきれないことと、ある理由から係員に意義を申し立て、七日間の期限付きでこの世に送りかえされる送還措置を受ける事になり、物語はどんどん進んでいくのです。詳しくかけないのが残念ですが、是非本屋さんで見かけたら、図書館にいかれたら手にとってみて下さい。

爆笑と感涙の渦に引き込まれることうけあい!

2004/09/01(水) あとがき
あとがき

まる一ヶ月費やしてしまった。

最初は一週間程で終わるつもりだったのに。
もっと言えば、一日で終わろうとしていたのに。

その間、幾日もの真夏日が通り過ぎ、
4年に一度のオリンピックという、ネタの宝庫さえ過ぎ去り、
金も銀も銅も参加賞も、今は遠くアテネの空である。(なんのこっちゃ)

とにかく、長い時間かかってしまったが、ようやく初連載は終わりを迎えた。
果たしてこの部屋に遊びに来て下さる皆様が喜んで頂けるような物だったのか、不安を抱えながらタラタラツラツラと書き綴ってしまった。

夏の終わりを告げに来たのか、単なる気紛れか、「猛烈」な台風16号も過ぎ去った事だし、また張り切ってチビチビ書いていきたいと思いますので、おつき合いいただければ幸いです。

そしてなにげに、今日からというかさっきからウイングスのHPもリニューアル!ちょっと頑張ってみました。
また少しずつ更新してきますので、チェックしてみて下さいね!
では今日はこのへんで。。。 

松子


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