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2004/08/11(水)
新連載 〜 8月の思ひで7
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とにかく季節は夏真っ盛り。 お昼を過ぎて太陽光線も絶好調! サンサンと降り注ぎ我々の肌を車窓越しにジリジリと焼いていた。
はてさて次はどこに向かうのか。 道中、腕にビール瓶を通す事ができるという「超」能力者のところへ行こうかという、ワクワクするような話も持ち上がったが、すぐ持ち下がった。
余談だが、同じくA氏を通じてスプーン曲げ少年として一世を風靡したK少年(元少年)にお会いする機会があり、スプーン曲げ、というかスプーン斬りを拝見した事がある。見事だった。超能力とか不思議系は大好きなので基本的にかなり信じていたが、スプーン曲げに関しては、正直「どうなの?」と思っていたが、ほんとに目の前でスプーンの金属の部分がブヨブヨと波打ち出して最後にはプツンと落ちた時は実に感動的であった。詳しい話を聴きたい方はウイングス松子宛まで。
さてそんなわけで、超能力者のところには立ち寄る事なく、我々が次に向かった先は熊本県であった。今夜はお寺に泊まるらしい。
聴くところによるとそのお寺は、全国からなにかしらの犯罪を犯してしまった少年、少女を受け入れ、自立するまでの手助けをされているところだという。 なんだか厳しそうな臭いがするがこれいかに。
九州は広いようで、山道を超えそのお寺に辿りついたのはとっぷり日も暮れて、お昼に食べたごちそうもすっかり消化作業が終了したころだった。 厳格な御住職が重々しく迎えてくれるのかと思いきや、お出迎え下さったのはなんとも愉快なオーラ(どんなだ)を身にまとったふくよかな御住職であった。拝みたくなるような有り難いお顔に、見るからに「わたしオモシロイ事大好き。」と潤んでいる少女のような瞳。いい意味で期待を裏切るとはこのことだろう。
ここでも我々は手厚くもてなして頂いた。夜遅い時間にも関わらずお寺の御家族の皆さん、近所の方々、そしてここで暮らしている少年たち。 皆さんで手分けして用意して頂いたごちそうが並べられていた。感激! みなさんホントに目がきれい。少年達も素直そのもの!素晴らしい出合いを頂いた。その日は夜遅くまでご住職を囲んで宴会で盛り上がっていたようでしたが、松子はバタンキューで夢の中だった。お寺のお座敷で皆で雑魚寝。修学旅行を思い出しながら、お線香のいい香でとても気持ちよく休ませて頂いた。
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