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2004/06/26(土)
そんなのアリ??
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ご無沙汰しております。
三日ばかり、留守にしておりました。
気が付けば、台風もとうの昔に熱帯低気圧に代わり、 降るのか、降らないのか、今にも爆発しそうな水蒸気の粒が、 べたべたと肌にまとわりつく今日この頃、 皆様お変わりございませんでしょうか。
松子はたいがい変わらずにおります。
ところで、 先日すごいニュースを小耳に挟みました。
かの有名なポール・マッカートニー氏。 そうです、音楽好きの方に限らず皆様ご承知のことと思いますが、あの伝説のバンド「ビートルズ」のメンバーのポールです。
彼がやってくれました。
ロシアでの野外ライブを6/20に予定して、着々と準備を進めていた彼に舞い込んだ良くない知らせ。それは野外ライブには致命的な、当日の天気「雨」の予報。アメダスの数値が幾つだったか存じませんが、かなりの確率で「雨が降る」と予想されていたそうです。
いくら万全な準備をしていても、相手がお天気ではお手上げ。。。 これ一般的な考え。 しかしポールはスパースターであり、いわば大成功者。 器が違うとはこのことですな。 やってしまいました、いや、やってくれました。
なんと彼は飛行機を(セスナか何か分かりませんが)一台チャーターし、雨雲めがけ飛ばしたそうです。 そして、その憎っき雨雲に向けて「プシュー(といったかどうかは知りませんが)」とドライアイスを吹っかけたそうです。
そうするとどうなるかというと、雨雲の中の水滴がホールドされるんだそうです。雨となり地上に落ちるのを遅らすことが出来るのか、その半ば力づくの対策が報われ、コンサート当日は雨は降らず、それどころか雲間から青空も見えたと言うから、これ驚き。
これはすごいこと。
そんなことが人間の力によって出来てしまうことも驚きですが、そんなことしちゃって良いんだろうか?という疑問も同時に持ってしまいました。いまは未だそんな大それた事を出来る人間は限られていますが、もしみんなが自分の都合の良いように(今回のポールがそうだとは言いませんが)天気を好き放題に変えてしまったら?出来るとなるとお金持ってる人はみんなやりたがりますよね。それこそ大変なパニックですよね。
よく考えるんですが、松子が大好きな未来のロボットドラえもん。彼は22世紀では一般的な子守ロボット。ということは22世紀にはドラちゃんみたいなポケットを持ったロボットがウジョウジョして、のび太くんみたいな子のわがままを全部聴いているかもしれない。 今回のお天気に関する道具だけでも、「お天気ボックス」「雲取りバケツ」などを始めドラちゃんは幾つも持っています。あちこちでこれらが使われていたら?
なんか今回の「ポールが雨雲固めたニュース」を聴いて、この不安が現実に近くなってきた!と思っちゃいました。
やっぱ、政府とかが取り締まるようになるんでしょうかね。 気象庁もてんやわんやですね。
ちょっと大げさ過ぎます? よね〜。
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