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2004/12/23(木)
中国日記ちょいとお休み その1
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こんにちわ。
「師走」という名の通り、慌ただしい12月に振り回されて、 松子もあっちへこっちへと走り回り、 走り疲れて、扁桃腺がパンパンに腫れ、二日程寝て過ごしました。
未だに夜になると熱っぽく、 己の体の中に有る自然治癒力の衰弱ぶりに驚愕しております。 医療の手を借りずに回復する事は、 もはや不可能なお年頃になってきた様です。
というわけで、中国日記もさぼりがち。 今日はそんな言い訳をしつつ、 一度中国日記をお休みして、 先日およばれしたある方の結婚披露宴のレポートを 御紹介したいと思います。
都内のオシャレスポット(っていう表現がイマイチオシャレじゃないか)の代表、 表参道にあるとっても素敵な結婚式場にてそのお式は開かれました。
ふだんはお腹が冷えるので、夏でもパンツ姿の松子ですが、 この日ばかりはスカートに薄々のストッキングに割と高めのヒールのサンダル、 という気合いの入った出で立ちで望み、 また心行くまでお料理を楽しめるように、お腹に負担のかからないワンピースで、その魂胆とは裏腹なエレガンスな装い。 とか自分で言ってみた。
テーブルについて新郎新婦の入場を待つことすぐ、 会場のドアがあき、本日の主役である新郎、新婦が満面の笑みでご入場されました。
会場の女性群からは「きゃーかわいい!」の黄色い声! 新婦は純白のウエディングドレスに身を包み、いつもにまして本当に可愛かったし、失礼ながら新郎もかなり可愛くご登場されました。
からだの回復の遅さとともに年令を実感するのが妙に涙もろくなったこと。この時もスポットライトを浴びた笑顔の二人を目の当たりにし、まるで親にでもなった気分で「まあ、、、、」と感激し、胸にあつい物が込み上げてきて、思わず目頭があつくなったので有りました。
その後、新郎の「軽快」なご挨拶で始まったお式でしたが、 普段はなにかと堅苦しくなりがちなスピーチも、双方ともにスマートでユーモアに溢れ、ウイットな感じの楽しいお話でテンポよく進み会場も和やかなムードに、そしていよいよお料理も運ばれてきたわけでした。
まず前菜は、正体はいまだにわからないけどこういう洒落た席ではなにかと目にする事の多い洋風の三色カマボコみたいなやつのサラダ添え。お上品に絵画的にかけられたソースをつけていただきます。 いままで何度か食した事はありましたが、どれも今一つパンチにかけた味で、美味しいんだか、不味いんだか、たいした感想もでない料理の一つでありました。かしかし、この日いただいた物はソースが美味しくパクパクパクと平らげてしまい、「やるな洋風三色カマボコもどき」と認めざるを得ませんでした。
さて、おつぎはスープ。 メニューには、「なんとかスープ〜トリュフの香り〜」と書かれていました。 悲しいかな、何のスープかよりそのあとに追記されてた「トリュフ」という文字に全神経が集中してしまいました。 しかし、そんな高級品の味が分かるわけもなく、そのスープの味と香りのどの当たりがトリュフなのか嗅ぎわける事もできず、統べて飲み干してしまいました。しかし確かにいつものスープとはひと味違う美味なスープでございました。
お料理の冒頭からパンが運ばれてきたのですが、これがうまいのなんの。 バターをつけていただくんですが、こういうとこのバターがまたいける。 いつもより多めにつけさせていただきました。パンってリッチ気分を味わうにはかなり大事ですよね。。。
次に控えますはお魚料理。 白身魚のソテーの下には、お茄子が洒落た感じで隠れていました。シェフのこだわりを感じながらひとくち口にすると、うまーい! これまたソースがいい!白ワインなんとかソースでしたが、あれはほんと美味しかった。いろいろと新郎新婦とお写真をとらせていただいたり、何だかんだ慌ただしく席を立ったり座ったりしてたもんで、ついうっかりナイフとフォークが揃いぎみにしてしまったらしく、それをボーイさんにチェックされ、あれよあれよと言う間に、さげられてしまった。 この事がこの披露宴で一番の心残りです。ボーイさんは何も悪くないんだけどね。おいしかったからね。ただね。そう。それだけなんだ。
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