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2004/11/20(土)
中国日記 〜中国的写真倶楽部 〜
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その後友人と美術館のエントランスで待ち合わせをしていたのだが、松子が日本時間の時計を見ていたために一時間早く美術館を出てしまった。 ちょっとぶらぶらしようと言うことで、小腹をみたしてくれそうな物を探してあるくことに。屋台の物は食べてはいけないと言われていたので、屋台に毛が生えてた感じの店で茹でたとうもろこしと、朝食べた高菜マンを購入。 主人は肉の串刺しなどを欲していたが、ちょっと恐いのでさすがに止めた。
そのあと近くのデパートに潜入。 地下のオープンレストランフロアでは地元の人たちが昼食中。 ざっとひとまわりしてみたが、どれもこれもボリューム満点!どの店の人もけっこう激しく声をかけてくる。目をあわせると断りきれない雰囲気だったので、かたくなに目を合わせずに通り過ぎた。
そのあとゲームセンターフロアに立ち寄るがどれもこれも日本でお馴染みのものばかり。もぐらたたきや、カーゲームなど日本と全く同じ物がずらり! 音楽に合わせて太鼓をたたいて遊ぶゲームにいたっては、曲目も日本の曲だし説明も日本語!楽しそうに上海の若者は遊んでいた。
私たちは記念にプリクラをとろうと機械を探した。 一つ見つけたので中に入ってみるとそこには、一台のデジカメがチョコンとおいてあるではないか。これはなかなか面白い。 そう思って店内を物色していたら4台ほどプリクラ機がまとまって設置されていた。近付くと嘘みたいに化粧の濃いい店員のおばさまがやって来た。プリクラ担当のひとらしい。よくわからないままに話をきいていると(中国語なのでさっぱり理解はできない)どうやらフレームを専門のカタログから選んで、おばさんにリクエストするらしい。そうするとおばさんが裏のコンピューターで画面を設定してくれるようだ。
値段を聞くと15元(225円)朝食の料金から考えるとかなり高額だが興味の方が強くやってみることにした。おばさんはいろいろとお勧めのフレームを見せてくるが、せっかくなので中国ムード満点なものにしたいと、「チャイニーズ!チャイニーズ!漢字、漢字!」と訴えると「上海なんとか」と書かれたテレビガイドの表紙の写真部分に我々の顔があてはまるフレームを教えてくれた。「これ、これ」と即決。
いよいよ撮影にはいった。撮影のは日本とほぼ同じでボタンを押して、取り直しもできた。 撮影後おばさんがここから出てくるからと指差したところをあけてみると、なんと驚くことなかれ、中ではエプソンの家庭用プリンターがギコギコと右に左に印刷をしているでは無いか!なんと画期的!なんと中国的アレンジ! 先ほどの上海美術館とともに素晴らしいカルチャーを見せて頂いたひとコマでした。
ハガキサイズの光沢プリンター用紙いっぱいに、やや悪めの画像で我々二人の顔が出て来た。むろんシールでは無かった。
しかし大満足でゲームセンターを後にし、そろそろ約束の時間も近いので美術館に戻ることにした。
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