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2004/11/30(火)
中国日記 〜始めてのヨエン〜
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友人と合流後、タクシーに乗って次の目的地へ向かった。 東京で言うところの「浅草」っぽいイメージの歴史有る街らしい。
昨日は夜遅かったので気付かなかったが凄い排気ガスで街はグレイである。そして車もバイクもクラクションを鳴らし続け、自転車もチリンチリンを連発。この感想を後で友人に伝えると、中国の車の修理で一番多いのはクラクションの故障だという。原因はもちろん乱用である。
しかし、車から見る街はかなり近代的である。 奇抜なデザインの高層ビルや金ぴかに光る建物が多くそびえ、また建設中のビルも多かった。なんでも世界の80%のクレーンが上海にあるとか。。。 勢いを感じずにはいられない街だ。
タクシーで20分くらい走った頃だろうか。 車窓からみえる風景が秋葉原の裏路地風なたたずまいから、なるほど趣き深い建物へとかわっていった。日本で歴史感溢れる街というと、京都とか鎌倉とかわりとシックで上品なイメージを受けるが、そこは「浅草」というイメージがぴったりな活気溢れる派手な街だった。
もちろん観光地になっているので外国人が多く集まっていた。 いくつもの土産物屋さんの(どの建物も古く美術的)商店街の中心には上海発祥の地がある。そのむかしは囲いの中の小さな「上海」だったらしい。
いくつもの土産物屋からは元気な声が飛ぶ。 松子たちが日本人だとみるや、「こんにちは、安いよ」と声をかけ、買う気がないと見切りをつけたら、次に歩いて来た欧米風の人には「ハロー、ナントカカントカ(たぶん、安いよ)」そしてその後ろの韓国人には「アンニョン ハセヨ、ナントカハムニダ(たぶん、安いよ)」といくつもの言葉を巧みに操りながら商魂逞しく商品を猛アピール。
勢いに圧倒されながらもずんずん上海発祥の中心部へ。 広場では京劇のような物が演じられていたりして、その賑やかさはそれだけで異国の私たちの心を踊らせる。 そこで我々は少し遅い昼食をとりパワー充電。 友人の1人は上海に住んでいて中国語を勉強しているので、注文もスムーズ。 出てくる物も安心してとっても美味しく頂きました。ホント美味でした。。。
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