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2004/10/21(木)
トカゲ襲来!
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こんにちわ。
しかしなんですな。 今年は本当に台風がスゴイ。
昨日日本列島の真上を通り過ぎて言った23号で、今年10個目の上陸台風だそうですね。観測史上の記録をまた更新したとか。 これまでの最高が年に6個。それを4個も上回るんですから、異常です。そしてまた24号も近付いて来てるなんて。。。
最近は台風にもアメリカのハリケーンみたいに名前が付くようになったらしいです。ちなみに昨日の23号は「トカゲ」
誰がどう言う意味で名付けたのかは知りませんが、 何がどうトカゲなのか真意をお伺いしたいところ。 なんとなくわかるようで、やっぱりわかんない、微妙な名前。
さてそんなトカゲちゃんですが、昨日のお昼に高知県に上陸してからどんどん東へと攻め上がってきました。
首都圏へやって来たのは深夜だったらしいんですが、 松子が帰宅するころもかなりきてました。
ウイングスを出たころはそれまでひどかった雨が止んでいて、「アララ?」とおもっていたんですが、駅に向かって歩いていく間にポツポツと降り始め、慌てて傘を差した直後にはザンザン振りになり恵比須の駅に付くころには豪雨と化していました。 その間約7分間。凄い勢いでした。
そして途中乗り継ぎをした駅では、ホームの中にまで激しい雨が入り込み、自動販売機の影に身を隠し雨をしのいでいたのですが、あっという間に風向きが変わり、今度は反対側の影に逃げ込む、といった感じで、トカゲちゃんの大型ぶりを感じていました。
その駅を出発してすぐ電車は地下に潜るので、状況はわからなかったんですが、自宅近くの駅に付いた時いよいよトカゲちゃんが松子に直接攻撃をしてきたのです。
駅をでて10Mも歩かない内に、スニーカーとズボンがビジョ濡れになりました。雨が前から後ろから右から左から襲ってくるのです。道路は完全にオール水たまり。水のない中洲部分がないので、水たまりの中をジャブジャブ歩くしか有りません。 車道からは凄い勢いで水が流れこんできて、トラックが通ると波のような水しぶきが襲います。
松子の住んでいる場所は海が近く、高い建物が多いので普段から風が強いんですが、台風が来た時は天気予報の現地リポーターみたいになります。
おそらくこの時は雨の割には風はそれ程強く無かったと思いますが、それでもビル風がひどいところでは笑いが出るくらいヤバい感じでちょっとドリフのコントみたいでした。
フラフラしながらマンションのエントランスに逃げ込みました。もはや下半身は過って川に落ちた人みたいになっていて、松子が歩いたところは飛行機雲のように水の跡が付いていました。
家に帰ってズボンを干していたら、その下に水たまりができていたので、慌てて乾燥機にいれてから干し直しました。
この一連のハプニングに興奮し「凄いことになっている感」に少しワクワクしていたので、常に顔は笑顔でしたが、着替えを済ませたあと窓から外を見ると先ほどの豪雨に加えて風もその勢いを増し暴風になっていて、衛生のアンテナが反り返っているのを見ると、あと10分返るのが遅れていたら、笑ってられなかったと思いました。
松子は都市にすんでいるので、土砂災害とか川の氾濫とかの心配はあまりないけど、日本はほとんどか山だし、その近くには当然川面流れている訳だし、あちこちで凄いことになっているニュースはばんばんやってるし。。。。
台風って上陸すると絶対なにかしら爪痕を残していくけど、たいてい一晩たったら海の上で熱帯大気圧とかに変わってますよね。
なんかそれが空しいと言うか、「なんだったんだ?」みたいなね。こんだけ散々な目に合わしやがって、今お前空気かよ!実体ないのかよ!とでも言いたくなるような気もしないでもない。
あとちょっと長くなるけど、台風情報ももうちょっと何とかなんないかと思った。大型台風がくるとずっとテレビでやってるけど、今凄いところをやるんですよね。もちろんそれも大切なんだけど、「今ここは暴風雨が吹き荒れていて大変危険です。気を付けてください」って警告しても多分その辺の人は皆十分危険なの肌で感じてると思うし、避難勧告とかはローカルネットワークで伝わる物だと思うので、ある程度情報を流したら、ずっと同じ事ばっかり延々とやんなくてもいいような気がする。
それより、もうちょい予報にも力を入れてほしい。 「北北東に進む見込みです」とか言われても今一つピンと来ない。 もっと具体的に「何時頃渋谷がヤバい」とか、「帰るなら今がチャンス」とか、「粘って待って吉」とか言ってくれたら有り難い。
やっぱ難しいのかしら? 今ピンポイント天気予報とか有るぐらいだからねエ。 何とかなんないっすかねエ。
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