日常茶飯事帳
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2004/09/24(金) 礼服
大きい仕事が終わってほっとできると思っていた矢先のことでした。

晴天の霹靂って言葉ご存知でしょうか?
まさしくその状態でした。

本当に急で、ただただタチの悪い冗談だとしか思えず、この数日を過ごしていました。


第一報を祖母から受けた時、それが本当にただの作り話にしか聞こえず、うわの空で。時間が経つにつれ家族中の普段の平穏な生活音が消え去って行っていることを実感した。
何の情報もなく祖母と淡々と語っていたのだが、一体なにがあったのか・・その思いだけで、ただただ異様な吐き気と眩暈をおぼえたことを記憶している。

翌朝は普段のとおり仕事にはでたが、どうしても早く駆けつけたいとの思いが強く早めに仕事を切り上げた。

いつもとは異なる、黒い服に身を包む。
この服は就職した時に買ったんだが、本当の目的はお祝いの席に着るために買った物であって、こんなことのために準備していたのではないのに・・。願わずも着る機会が多くなってしまった漆黒の服はいつもそう思いながら袖をとおす。



後はもうただただ涙が溢れるばかりでした。
本当に大好きな叔父でした。
祖母に前日
「明日また来るから」
そう言って別れたそうです。本当に突然であっけなくって・・。
どうか、彼が心穏やかに眠ってくれることを深く祈りたいと思います。


こんなことここで書くべきことではないのですが、気持ちの整理をつける一つになれば・・と思い記しました。
明日からちゃんといつも通りでいるから、どうか
許してください。


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