根本政清   日本一を目指す菊作り
2017年の全菊連全国大会で上位入賞を目指す、私の菊作りを紹介します。
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2004/08/31(火) 台風の後始末
台風の強い風が気になり、余り眠れなかった。
朝はまだ雨と風が強いので、菊の栽培場には午後になってから行ってみる、一応菊には被害は無かった。
ヨシズや重石に栽培棚に上げておいた鉢を取り除いていて、腰に負担がかかったのか、前日の疲れなのか、腰や腕が痛いので、サーっと水を掛けて本日の作業はおしまいにした。

2004/08/30(月) スプレー菊用の培養土作り
昨年は、10日も前に定植していて25日頃から電照をしていたスプレー菊だが、今年は、競技種目に在るのを知ったのが、昨年の挿し芽した日よりも、ずっと後だったのと、親株の準備も出来ていなかったので、苦肉の策で、葉を2枚ほど付けた、茎挿しで作った苗なので、半月以上生育が遅れている。
その半月の遅れを取り返すために、培養土のパワーを出来る限りアップして一気に育てるための土作りをした。

スプレー菊は、一般に大変根が弱く、作りにくいと思われている。
それは、全菊連の機関誌「日本の菊」59号の中でも、全国の名人と言われる、そうそうたる方々が、軒並み根ぐされを起こしてしまっていて、「根が弱いので」と口をそろえているのでも分かるのだが、私たちのところでは、同じ、リスキー、リヌーンでも根腐れは、まず無い。
それどころか、用土は、7号鉢でも福助と同じく、10ミリ目を通した、大変細かい土で、水遣りは大変多めに与えていて、一般の常識と逆である。
もっとも、スプレー菊の親株を育てた人なら経験すると思うが、朝、水を与えてもすぐに萎れてしまう。
そこで私は底に深い受け皿を用意して、7号鉢で、一日1,5リットルもの水を与え、受け皿からあふれるほどの水が、夕方にはすべて無くなっているのを見ても、スプレー菊は、とても吸水性の大きな菊であることが分かる.

台風の影響で、強い風が吹くと言うことで、仕事から帰った午後11時過ぎから、庭に置いたままの、切花用とダルマ用の美濃菊を栽培場へ運び込む。
栽培場までは往復70〜80メートル程なのだが家の屋根ほどの高いところにあり、暗いところを鉢を持って上がって行かねばならず、40〜50回以上もアップ、ダウンを繰り返して歩くと、空から降ってくる小雨よりも、内側からの汗の方が、余計に体をぬらす。
2時過ぎまでかかり、オリンピックのマラソンでの野口選手の、あの過酷なアップ、ダウンの厳しさをほんの少し身をもって体験したような気になる、もちろんマラソンとは比較にならないのだが、心臓肥大の身で、両手に7号と、8号の鉢を持ち、4000メートル近くを歩くと、心臓はバクバク、足はガクガクである、歩きながら、4〜5日前植えたばかりで、他のライバルたちよりも生育が一ヵ月半も遅れている菊なのだが、なんとしても、良い花を咲かせ、皆を「あっ」言わせたいと考えながら、風と雨の中、暗闇を歩いた。

2004/08/29(日) 土作り
今年、力を入れて作りたかった管物は、ほとんどの苗を枯らしてしまい、ほんの2〜3種類だけが、ポットのままで残っているので、これを定植するための培養土を作るため、腐葉土を15ミリ目の篩いで、ピートモスを沢山混ぜながらふるいわけをした。

2004/08/28(土) 菊の手入れ
今日は、少し体に疲れが残っているので、午前中は、パソコンの前にいた。
午後になって水遣りをした。
福助の葉が急に育ち出しているので、地際の下葉を6〜7枚取り除き、脇芽が伸びだした鉢は脇芽欠きをした。
ちょうど、一ヶ月前に、茎挿ししてポットに上げてある、スプレー菊の芽が2本ずつ伸びだしてきたので、1本に整理した。
24日に定植して日陰にそのままにしていた、ダルマ用の美濃菊をハウスに運び込む。
夕方福助に、250倍のBナインを散布する。(前回いつかけたのか、この日記を調べたのだが書き込みしてないので、たぶん盆のころかな?と言うことで)日記はきちんと付けて置かないといけないと反省する。

2004/08/27(金) スプレー菊をポットに上げる
仲間たちに手伝ってもらい、8月11日に挿し芽をしたスプレー菊をポットに上げる。

2004/08/26(木) 切花の脇枝の整理をする
7月の中旬にピンチをして、そのままにしていた切花には、多いものでは40本もの枝がわさわさ付いていた、3〜4日前から少しずつ整理をしてきたのが本日すべて終了した。
昨日より福助の追い込みを開始する、本日は特別に大変濃い400倍のプロ液肥と、1000倍のハーモニーZ を溶かした液肥をたっぷりと葉の上からかけた。
夕方、バシタック、ランネート、ニッソラン、ヨーゲン2号の4種混合で消毒をする

2004/08/25(水) 福助に肥料を与え栽培棚に並べる
13日に定植したまま、屋敷内の北側の日陰の場所に置いたままだった福助に乾燥肥料を与え一握りほど増し土をして栽培場の栽培棚に並べた。
挿し芽を遅らせたのと、管理の悪いのが重なり、生育が例年に比べて20日ほど遅れていて、葉が鉢の縁まで届いていない。
本日より、9月15日頃までは福助に、1000倍のプロ液肥を1日おきに与え、その間の日には、尿素、および硝安の2500倍の液肥を掛けて追い込みに入る。

2004/08/24(火) 美濃菊の定植
体調をくずし、ポットに植えたまま、ほうり投げておいた美濃菊を、ダルマと切花用に7号鉢に定植をする。
全国大会では美濃菊(一文字を含む)のダルマは大変出品数が少なく昨年は5点、一昨年は1点であった、私のように実力が無く穴場狙いでしか賞が取れない者にとっては、大変魅力的な部門である、もし三枝を曲げるのが面倒になったら、切花にすればよいので気楽である。
美濃菊の切花は、例年、出品しても2〜3位が多かったのだが、昨年やっと優勝でき、今年は2連勝に向けてがんばるつもりだったのだが、定植が一ヶ月遅れているのでどうなりますやら?
培養土が大変良いので定植さえしておけば、ぐんぐん見違えるように育ち?、大会の時期に良い花が勝手に咲いてくれ?、2連勝は確率が高いのでは、と楽観しているのだが?

2004/08/23(月) スプレー菊を栽培場に移す
菊仲間の、吉田さん、松崎さんに、枯れてしまった5号鉢を片付けてもらい、空いた栽培棚にスプレー菊を移し、アドマイヤーとアミノ有機を一つまみずつ与えた。

2004/08/22(日) 菊作りに復帰
一ヶ月ほど前から体調を崩していて、あまり無理をしないようにしていたのだが、4〜5日前から風邪をこじらせてダウンしてしまい、水遣りなど菊の手入れもできずにいましたが、本日より少しずつジャングル状態の菊栽培場とそこに行く道の草刈を奥さんの手を借りて何とかやりました。
一週間近く水ももらえずに、ほとんどはご主人様より先に参ってしまっていたが、そんな中でもじっと耐えていた根性のある菊だけを今年は手塩にかけて育てようと思っています。
写真はピンチして育てている泉郷富水と津島の光瀾、今までに、アミノ有機を2グラムほどしか与えていなかったが、軽く一握りの乾燥肥料を与えて、二握りほど増し土をしたので10日ほどで見違えるほど育ち、特に津島の光瀾は10数鉢しか作っていないのだが、川越大会で、3度目の「高橋賞」を夢見ている。

2004/08/13(金) 福助の定植をする
今日は、朝から3箇所の墓参りと、新盆周り、それに明日、帰省する娘夫婦と、孫たちを、もてなすための買い物などで、家に帰ったのは、暗くなるころだった、それから、ライトアップして、福助の定植をした。
今年は、定植が遅れたことと、挿し芽を遅くしたこともあり、例年より10日ほど福助の育ち具合が悪い。
この時期菊を作っている人々はどうしているのか?を考えてみる。
菊の水遣りのため帰省ができない「盆なのに 故郷遠き 菊作り」なんていう若い菊愛好家・・・いるのかな?
また、トンボや、カブトムシなどが大好きな孫達が戻ってきて「菊折られ 笑顔固まる じいじかな」なんていう、おじいちゃんももいるかも?。
私は、「盆中に 差をつけようと 菊三昧」と、いきたいのだが、どうも4人の孫に、めろめろになりそうです。
俳句など一度も読んだことの無い私が、福助菊の「さなぶり」で酔って書き込みをしていますので御見苦しい点、平にお許しを・・・・

2004/08/12(木) 鉢洗い
毎日忙しく、福助の定植がのびのびになり、やっと鉢洗いをする明日暇を見て定植をする予定。

2004/08/11(水) スプレー菊挿し芽
スプレー菊を、ポットに上げて空いた挿し芽箱に、近くの小学校の生徒たちに差し上げるスプレー菊の挿し芽をした。

2004/08/10(火) スプレー菊ポット上げ
スプレー菊をポットに上げる。

2004/08/09(月) 福助定植用の土作り
本日は3人で、スプレー菊を植えるための無肥料のポット用の土を作る。
午後から福助定植用の土作りをする、一週間前に福助定植用の土作りは済んでいるのだが、増し土用を考えると少し足りないのと、もう少しパワーのある土にしたかったので8袋ほどある福助用の土に、腐葉土と田土、などを足して改良した。
特に根茂土(ベントライト用土)とゼオライト、そして竹炭とヤシガラ活性炭の割合を大きくしたので、CEC(塩基置換容量)がさらに高まり65〜70me(ミリグラム当量)にはなっていると思います。

2004/08/08(日) スプレー菊の根が出る
ここ半月ほど体調を崩して、菊の手入れもままならず、本日も、朝のうちに菊に水をかけることができずに仕事から帰った夜の9時ごろになってやっとサーッと軽く掛けておき「明日の朝たっぷりかけてやればいいか」と、こんなことが5〜6回続いているので切花の菊はあまりかんばしくない。
昼前に、スプレー菊の挿し芽苗の発根状態を見てみると、挿し芽後11日しかたっていないのに、大変良く根が出ているので明日にもポットに上げなければと思う。

2004/08/03(火) 国華花百合
菊仲間の、佐藤さんからいただいた、国華花百合の福助用の苗3本を、5号鉢に定植した。

2004/08/02(月) 福助定植用土作り
福助定植用土作りを行い土嚢袋に22袋作り、3袋づつ分けた

2004/08/01(日) 福助の挿し芽苗をポットに上げる
7月11日と15日に挿した福助用の挿し芽苗をポットに上げる、全菊連の全国大会、川越大会へ参加するためのの出発日、11月9日まで、あと100日、1週間ほど、ポットで管理して、5号鉢に定植したら一気に肥培管理をしてぐんぐん育てることになる。


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