根本政清   日本一を目指す菊作り
2017年の全菊連全国大会で上位入賞を目指す、私の菊作りを紹介します。
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2004年7月
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2004/07/30(金) 今日も土作り
午前中、日差しが照りつけて大変暑いのに8月2日に作る予定の福助定植用培養土の材料にするための腐葉土を10ミリ目の篩いにかけた。
午後からは、ベントナイト土麹(根茂土)を作る。
昨秋から、仲間が集まるといつも土作りの作業のような気がしますが、寒さ、暑さのなかでもめげずにがんばってきた土作りの作業も、後2〜3回で終わりです、本当にご苦労様でした。

私たちの福助用の土は、菊の土だけを審査したらきっと日本一になるのではないかと思っています。
その根拠はまず一つに、培養土の保肥力の大きさににあります。
一般の人が菊作りに使っている培養土のCEC(塩基置換容量)は10〜20me程度と思われますが私どもの培養土には、ベントナイト、腐食(ミミズの糞)、ピートモス、ゼオライト、竹炭、ヤシガラ活性炭等のCEC(塩基置換容量)の大きなものの混合割合がとても大きく、CEC(塩基置換容量)は60me以上になっているはずだからです。
さらに培養土の多大な表面積にも秘密があります、ピートモスや、ベラボンなどのほかに多孔質の竹炭とヤシ殻活性炭を多く使うことにより、ミクロ単位の微細な孔が高密度で分布し、5号鉢でも7号鉢に匹敵する隙間のある培養土になります。
そのうえ、炭素率の高い、発酵済みの籾殻入れることで、秋口になると自然に培養土のなかの肥料を抜いてくれる機能も持たせています。
しかし、なんといっても一番良いことは、水持ちの良いことと、根詰まりを起こさない土であることです、水持ちは、ピートモスが2割ほど入ることと、ベントナイトが水を吸収するとゲル化(ゼリー状になる)して大量の水を鉢の中に蓄えておき少しずつそれを放出するからです。
私たちは腕の悪い点を、誰にもまねのできない優れた土を使って補い、秋には美酒に酔いたいと思っています。

2004/07/29(木) ピンチをした福助作りの富水の定植
ピンチをした福助作りの富水の定植をした。
ピンチをしたところから2〜3本に枝分かれした芽先を1本にするために茎元から余分な芽先をはさみで切り落とし、5号鉢に深めに定植した。

2004/07/28(水) スプレー菊挿し芽
3〜4日前、全菊連全国大会、川越大会の開催要綱が届いた。
昨年、津島大会の時の臨時総会の席で川越大会の出品種目が発表され、6年間続いた特別競技花のスプレー菊が無くなっていて、春の機関誌にも特別競技花は、天女の名所の切花だけであった。
この部門で、昨年優勝(一昨年は2位)しておきながら、出品規格が7号鉢での3本植えで、花頂までの高さが75センチ以上110センチ以下と小さめの盆養並で、乗用車での運搬が、とても大変なので、競技種目が無くなって心からほっとしていたのだが、今回届いた開催要綱には、特別競技花として復活しており、それならば2連覇をねらおうと、水もやらずに枯れそうにしていた親株を2日間どぶづけして、本日やっと挿し芽をした。
写真を見ていただくとわかると思いますが全部葉が2〜3枚の茎挿しです。
これは今年初めからスプレー菊を作る予定でしたら、1ヶ月ほど前に親株をピンチしておき、若々しい元気な芽先を挿せたのですが、なにぶん急遽スプレー菊を作る事になって、何の準備もできなかったための緊急措置なのですが、菊って茎に葉が一枚あれば発根して結構立派に育つものなんです。
さて、このような茎ざしの貧弱な挿し芽で、この部門の日本一に輝くことができるでしょうか?。

2004/07/23(金) 土作り
仲間たちと定植用の土を調合した、30リットル入りの土嚢袋で36袋作り、5袋ずつ分けた。

2004/07/22(木) 特製乾燥肥料
マムシ騒ぎがあったが、その後特製の乾燥肥料作りをした。

2004/07/21(水) 土用の丑の日にマムシの話
実は、7月22日の朝4時に起きて、自家製の乾燥肥料を畑に取りに行き、胡瓜なども収穫して家に戻り、いろいろな材料を混ぜ合わせて特製乾燥肥料を作ろうとしていると、奥さんのただならぬ悲鳴が聞こえ、「マムシがとぐろを巻いている」と言うので山の下刈り用の大鎌を持ち声のするほうに走っていくと、家の勝手口から1メートルほどしか離れていない通路に大きな大きな蛇の塊があり、体の模様を見ると確かに小判型の模様があり、やはりマムシだった慌てて鎌を蛇めがけて振り下ろすと、ひとつだった塊が3つに分かれて私に向かって襲い掛かってくる、夢中になって手前の蛇そして次の蛇と次々に頭をたたいたり、抑えたりするのだが、すぐに体勢を立て直して向かってくる、マムシは不死身である、咄嗟の事で気が動転してしまったが、戦っているうちに冷静さを取り戻して、1匹づつ、鎌で頭を攻撃して3匹とも召し取った。
うなぎをマムシと呼ぶ人もいるが、土用の丑の日の次の日の出来事である、私の菊作り栽培場は、家よりもっと草深いところにあるので気を付けねばと考えている、皆様もお気をつけ遊ばせ?。

2004/07/17(土) ベラボンとヤシガラ活性炭が届く
注文していたベラボンとヤシガラ活性炭が届く。

2004/07/16(金) キクライトが届く
注文しておいたキクライトが届く。

2004/07/14(水) 資材調達
足りなくなってきた資材を調達してきた。
クンタン80リットル5袋、ピートモス169リットル3袋、アミノ有機20キロ1袋、プロ液肥20キロ1箱、B−ナイン100グラム2袋、アドマイヤー粒剤3キログラム1袋、バシタックス500グラム1袋、ランネート100グラム3袋、ダニトロン500ミリリットル1本、サブロール500ミリリットル1本、その他キクライトなども自宅にメーカーから直送してもらうように頼んでくる。

2004/07/13(火) 昨日の培養土の材料
本日やっと本格的な雨が降り菊作りの作業はお休み。
それで昨日の培養土の材料をアップする。
後ろの左から、樫の腐葉土20、クヌギと籾殻の腐葉土20、根茂土25、田土15、ゼオライト5、キクライト5、クンタン5、竹炭、2、山砂5、ベラボン10、バットグアノ2、
写真は材料を撮影用に並べただけなので腐葉土などの量はもう少し多く使っている。
材料にはおのおの隙間があり、混ぜ合わせると少し量が減るので、竹炭とグアノを除いて110パーセントにしている。
竹炭の手持ちが無くなってしまったができれば竹炭は5パーセントほど使いたいと思っている。

2004/07/12(月) 定植用の培養土の調合
午前中、先週の金曜日にできなかった、ベントライトを使った土作りの続きをする、作りながら仲間とこの土の名前をつけた、名前は「根茂土」(ねもど)と名づけることにした、この名前の中に私の名前も隠れている?。
土作りに、思いのほか時間がかかり、お昼に上がったのは2時近くになっていた。
昼食の後9号鉢への定植用の培養土の調合を行う、約650リットルの培養土ができた。

2004/07/11(日) 福助の挿し芽
今年は例年より季節が半月ほど早く進んでいるようなので、あまり早く挿し芽をして木を作ってしまうと蕾が早く付き、展示会には花が終わってしまう恐れがあるので、挿し芽を少し遅らせて15日頃にする予定なのだが、例年どうり10日前後の挿し芽も少ししてみる。

2004/07/10(土) 冷蔵苗の水揚げ
夕方、明日挿し芽する予定の冷蔵苗の水揚げをする、約1ヶ月前に親株より10センチの長さに切り、陰干しして1本づつテッシュペーパーに包みタッパーに入れ冷蔵庫の中で眠らせておいた苗をテッシュペーパーの包みを解き、2センチほど切り戻し15時間ほど水に漬けて水揚げをする。

2004/07/09(金) ベントライトを使った土作り
仲間たちと5人でベントライトを使った土作りをする。
ベントライト20キログラム(約30リットル)に対して、腐植土(ミミズの糞など)60リットル、黒土20リットル、グアノ5リットル、ピートモス300リットルを使う。

2004/07/03(土) 福助の富水をピンチする。
1週間前にポットに鉢上げした福助作り用の大菊管物、泉郷富水の展開葉を4〜5枚残して芽先をピンチした。

2004/07/01(木) 切花定植
切花の定植をした。


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