根本政清   日本一を目指す菊作り
2017年の全菊連全国大会で上位入賞を目指す、私の菊作りを紹介します。
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2004年6月
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2004/06/29(火) 兼六香菊、国華越山
兼六香菊、国華越山

2004/06/28(月) 田土とベントナイト用土の比較
そろそろ、定植するので、いつもの私の培養土に、田土とベントナイト用土を入れ替えての比較実験の結果を見てみます。
写真は大掴みで、左2鉢が冨山の雲、右2鉢が私の実生の大掴みです、それぞれ右がいつもの私の培養土、左が田土の代わりにベントライト用土を使ったもので、どちらも5号鉢で1メートルを優に超え、葉数も三十枚ほどになり、葉の大きさも大きいものは、冨山の雲で20センチ、実生の大掴みで19センチになっています。
最終摘芯も6月20〜25日に済まして脇芽が顔を覗かせています。
比較すると多少ベントナイト用土のほうが育ちが良いようです、今までに肥料は鉢上げ後に1回アミノ有機を一鉢に2グラムほどを与えたのと、プロ液肥1000倍を2回ほど与えただけです。

2004/06/26(土) 福助用の苗をポットに上げる
6月7日に挿し芽をした、大菊の泉郷富水と兼六香菊をポットに上げる。
福助を作る人の中で、よほど気の早い人でもこれから挿し芽をする時期にポットに上げるなんて、無謀な事をするものだと思われるかもしれませんが、泉郷富水の作り方としてはもっとも理想的な作り方です、挿し芽の根張りも私としては、まずまずでクンタンを抱きかかえるようにして1本の苗に60本もの根が出ているのを見るとそれだけで幸せを感じます。

2004/06/25(金) 培養土の調合
小雨の中、菊仲間5人で午前中、腐葉土の篩い分けと、田土の篩い分けをした、午後からポット上げ用の無肥料の用土を200リットルほど作り、9号定植用の培養土を450リットルずつ2回、計900リットル作る。
シートに腐葉土、田土、ベントナイト田土、ゼオライト、キクライト、クンタン、ベラボン、竹炭、ヤシガラ活性炭チャコール、ピートモス、山砂、バットグアノ、等を置きトンボでかき混ぜてから、シートの端をみんなで持ち一方にガラガラと引き、さらに反対方向にガラガラと引く事を5〜6回繰り返し、コンクリートミキサー車の中のように土を転がして、土をかき混ぜた。

2004/06/23(水) 田植え
ようやく水がたまり、代をかくことができ、田植えをした、米を取ることを目的にしていないので、苗も1〜2本植えなのと時期が遅いので一般の田んぼに比べると、とてもさびしい田んぼである。

2004/06/21(月) 土作り
4人の菊仲間と私の5人で、田土の処理を行った、新しく作っている田んぼの隣にある4坪ほどの田んぼからは、今までに一輪車で20台ほど田土を堀取ったのだがここも来年用に、新しい土を客土して稲を植える予定なので、土を堀取るのは今日が最後になると、全員ピッチを上げて、一輪車で13台ほどの土を処理した。
田土の処理は、まず田んぼの表面の草や稲の切り株を取り除くために、表土5〜6センチをスコップで取り除き、その下の土をスコップで掘り取り一輪車で作業小屋まで運び、そこで15ミリの篩いにかけるのだが、この時土だけを篩い落とそうとすると、土が粘り、また篩から下に落ちてもそこでまた土どうしがくっついてしまうので、ピートモスをまぶしながら土を振るい落としている、ちょうど粘りのある炊き立ての柔らかいご飯に黄な粉をまぶすと一粒一粒がぱらぱらになるあの原理である。
15ミリから下に落ちたものは、10ミリの篩いを通す、この時少し長い時間篩いを動かしていると土の角が取れ、さらに水分が染み出て土が輝いてくる、その篩いに残った土が大粒として切花、盆養等の大鉢用になる。
10ミリから落ちたものはさらに3ミリ目で篩い、上に残ったものが中粒として中鉢や福助、また大鉢にも少し使う(大粒と中粒をブレンドする)。
3ミリから下に落ちたものも微塵を取るとポット用に使えるがポット用の土は大量に必要でないのでためておき田に入れる。
一輪車13台で大粒、中粒とも土嚢袋に7袋ずつできた。

2004/06/20(日) 田んぼ作り
朝から、田んぼ作りの続きをする。
昨日3分の2程耕したところでミニ管理機のスターターの紐が切れてしまい、残りの3分の1は万能で耕す、万能で田んぼを耕すのは40数年ぶりだ。
約5坪(10畳)程の小さな小さな田んぼであるが、ベントナイト350キログラム、腐葉土の微塵150キログラム、トンぷん堆肥一輪車で山盛り5杯、ピートモス150キログラム、バットグアノ30キログラムを投入した。
山の湧き水を利用しての田んぼなのだが、1時間に50〜60リットルのちょろちょろしか流れてこない水ではクロを塗るのが精一杯で代をかくのは台風の雨か、梅雨の雨を待つしかないようだ。

2004/06/19(土) 田んぼ作り
台風も近づいているので、来年菊に使う田土を取るための、田んぼを作る作業をする。

2004/06/18(金) ベントライト
午前10時に集まった花と緑の会の仲間たちと、急に山形の寒河江までさくらんぼ狩りに行くことになり往復500キロの旅に出かけた。
写真は昨日、地元の工業団地のなかにある化粧品の原料を作っている工場より分けていただいてきたベントナイト、菊専用の田んぼを作る時に使う。

2004/06/17(木) 菊栽培場の上空に地震雲発生
午前中、出先で地震雲が出ているのを見つけたのだが、あいにくデジカメが手元に無く、それでも空が気になり時々空を見上げると、次々に幾筋もの地震雲が見られた。
午後12時過ぎに家に着き写真に収める、この写真は14時41分に撮ったものです。

結果
気象庁発表地震情報  2004 年 06 月 20 日 14 時 43 分発表 震度情報 最大震度: 3 (M5.2)八丈島付近

2004/06/16(水) 切花用大菊生育状況
5号鉢の切り花用の大菊がぐんぐんと育っている。
左から3鉢が国華越山、隣の2鉢が兼六香菊、次の鉢が冨山の雲、一番右が実生の大掴み。

2004/06/14(月) 冷蔵苗
朝から大変天気がよく、仲間4人と田土の処理を行う、土嚢袋に大1、中3。

午後、中鉢用の培養土を400リットルほど作り4人で分ける。

福助用の冷蔵苗を作るために朝摘み取ってきた玉光院と金越山を夕方の6時まで9時間ほど部屋の中で陰干しした、この苗を一本ずつテッシュでくるんでタッパーに入れて冷蔵庫にしまう。

2004/06/11(金) 腐葉土最後の切り返し
仲間と4人で、菊用の田んぼを作る予定の場所に積んである腐葉土を移動して最後の切り返しをする。
奥がクヌギと籾殻の腐葉土、手前が樫と椎の腐葉土。

2004/06/10(木) 5号鉢上げの準備
5月15日にポットにあげた菊たちを5号鉢に鉢上げをするための培養土の準備をする。
写真は、9センチポットに約4週間置き、約60cmに育った冨山の雲と国華の王と富士の輝。

全国大会への出品を目指している実生の管物と、針管の泉郷深草、小池姫の挿し芽をする。

2004/06/09(水) 5号鉢の菊に支柱を立てる
午前中、先週途中で中断していたベントナイトを使った土を仕上げた。
午後から2週間前に5号鉢に植え替えた菊たちが伸びてきていたので約80Cmの支柱を立てる。

2004/06/08(火) 切花用美濃菊挿し芽
全国大会美濃菊の部2連覇に向けて、庵姫と玉光の暁を挿し芽する。

2004/06/07(月) 福助の挿し芽をする
地元の菊花会の会員10名程が私の家に集まって研究会を開く、この10名のうち、9名が全国大会に出品経験者で、一人を除いた8名が特別賞を受賞している熱心な菊仲間なので話にも花が咲く。
午後3時に解散したあと、2名の仲間に手伝ってもらって、福助用の挿し芽をする、一般の人よりも一ヶ月早いのだが、毎年この時期に挿し芽をして良い結果が出ている。

2004/06/05(土) 今日も菊作り講習会
午後1時より、自宅から20キロほど離れたところで菊作り講習会の講師をする。

2004/06/04(金) スプレー菊の苗が届く
金曜日は花と緑の仲間が集まる日なので、菊の作業は休みの日なのだが、仲間たちと竹の子取りを終えて家に戻ると、富山県福野町園芸植物園から、全国大会の会場で注文しておいたスプレー菊の苗が届いていた。

2004/06/02(水) 菊作り講習会
自宅から70キロほど離れた町の菊作り講習会に講師として出かける、盆養と盆栽菊が盛んな会なので、切花や、福助にも力を入れてほしいので、次回福助の苗を届けてあげる約束をする。

2004/06/01(火) 肥料をやる
午後からは晴れたのだが、朝から雨だったので、鉢上げして1週間ほどたった5号鉢に一つまみずつ、アミノ有機を与える。
夕方消毒をする。


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