根本政清   日本一を目指す菊作り
2017年の全菊連全国大会で上位入賞を目指す、私の菊作りを紹介します。
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2004年5月
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2004/05/31(月) 土作り
松崎さん、菊田さんと、3人で田の土を処理しようと出かけたのだが、3〜4日天気が良かったので菊用の田んぼがからからに乾いていて、田土の処理ができないので、ベントナイトを使った用土作りをした。

2004/05/27(木) 5号鉢上げ
午前中、5号に鉢上げをする。
まず、鉢底には網を敷かずに、一握りの水苔を入れる、その上に培養土を2〜3握り入れて手で軽く押さえつける、その上へポットから抜いた苗を置き、(この時苗の土の高さが鉢の縁の高さと同じくらいにする)鉢の回りに土を4握り程入れそれを手で強く押し込みながら、さらに2握り程土を足す、そのあと両手で苗を挟み込むようにして鉢の縁を中心に全体の土を強く押す、すると1,5〜2センチ土が沈み込むのでまた1握り土を足して植え込みが完了する。
信じられないかも知れないが、30リットルの培養土で15〜16鉢しか植えられないので5号鉢1つに約2リットルの土が入ってしまう。

2004/05/26(水) 5号鉢上げ
午前中、ダルマ用の苗の挿し芽をする、たぶん苗を作るだけで、今年もだるまは作らないだろう。
午後から、約4週間ポットのままで育てていた大菊を、5号鉢に鉢上げした。
前日調合した2種類の用土を使って66鉢を植えた、明日残りを植える予定。

2004/05/25(火) 培養土の調合
朝から5号鉢用の培養土の調合を行った。
写真左の調合割合は、 腐葉土4  田土3  ピートモス1,5  ベラボン1   キクライト0,5  ゼオライト0,5  クンタン0,5  竹炭少量  グアノ少量。
写真右は田土を1にするほかはすべて同じ割合として、5月11日に作ったベントライトの人工田土を2として、栽培の対照実験を行うことにする。

2004/05/18(火) 消毒
ダルマの挿し芽をする前に消毒をした

写真は、鉢上げしてから、まもなく3週間になろうとしている、ポット苗、25〜26日ごろ5号鉢に植え替える予定。

2004/05/17(月) 田土作り
小雨の中10時に集まった菊仲間の、松崎さん、菊田さん、桑原さんと、私の4人で今年菊に使うための田土の処理を行った。

田んぼは、昨年菊専用に粘りの強い粘土と腐葉土の粉や米糠などをすきこんで、更に塩基置換容量の大変大きい世界一の粘土であるベントナイトを大量に投入して稲を作っておいたところの田土を、表面の草や稲の切り株を取り除き、その下の土を1輪車に山盛り10回ほど運び、15ミリ〜10ミリの大鉢用を土嚢袋に25リットルずつ6袋、10ミリ〜6ミリを4袋(時間がなくてすべてを篩い分けることができなかったがあと2袋はできる)と微塵を取り除いたポット用を作った。

2004/05/15(土) ポットに鉢上げ
午前中、近くの教会に花の手入れに行く。
午後から挿し芽苗を、スピンアウトのポットに上げる。
根張りはとても良好で中には茎の下から6センチほど根がびっしり張り、ポットに深植えしても土の上に根が出てしまうものもある。
写真は厚物と比較すると、発根が良くないとされる管物の発根

2004/05/13(木) 佐賀から菊苗が送られてきた
思いがけず、佐賀県の田中佳詮さんから、小包みが届き空けてみると、大丁子菊の赤星が入っていた。
そういえば昨年の津島の全国大会のとき、仲間が出品するために会場に持ち込んだ赤紫の赤星を見て、[赤星はもっと赤い花でこんなに紫の花ではない」と、言うような会話をしていたようで、私は他のことに集中していたので、会話には加わらなかったのだが、兼六香菊なども、他の地区の花よりも、私たちの花のほうが数段鮮やかなので、気候の関係ではないかと思っていたのだが、今年いただいた赤星を咲かせてみればはっきりするので、大変貴重な苗であるので、お礼の電話をした。
田中さんとは、全菊連の県支部設立時から、10年以上一緒に副支部長をしていたのだが5〜6年前に九州に家を建てて移り住んでいる、彼は研究熱心で何度も全菊連の全国大会で種目一位になっている、5年ほど前の群馬県太田大会の時も建設大臣賞を受賞したのだが、本人は審査員として審査を終えると、今年は特別賞は無理だろうと家に帰ってしまったそうだ、表彰式の前に何度も大会本部から放送で呼び出しをしていたのだが、私はそのうちに現れるだろうと思い、代わりに受賞することなど考えずに表彰式を迎えてしまった、私も競技花で高橋賞を受賞するために受賞者席に座っていたので、気を利かせて代わりに受け取ってあげればと今でも悔やまれる。
同じような失敗がもう1つある。

10年以上前の京都大会の時、一緒に大会に参加するはずだった仲間が急に参加できなくなり、私が花を預かって出品してあげたのだが、菊に関係のない花の仲間四十数人を誘ってのバス旅行も兼ねての大会参加だったので、私が審査を終えると、それを待って奈良方面に出かけてしまった。暗くなるころ、会場に戻ると何人かの知り合いが飛んできて「全菊連の本部の事務局長が怒っていると」いう、何のことか分からずに事務所に行ってみると、私の預かってきて出品した花が、大会会長賞を受賞したと言うのだ、表彰式のとき何度も、放送で呼び出したのに受賞者が現れず、賞状を渡すために見えられた大会会長の京都府知事さんに大変なご迷惑を掛けてしまったと、大目玉を食らってしまったのである。

2004/05/12(水) 世界一の土作り
昨日の土の出来上がり。

出来上がりは土嚢袋に5袋
あまり難しい話をすると誰も付いてこれないと思うので、疑問質問のある方は掲示板にどうぞ。

2004/05/11(火) 世界一の土作り
私が、昨年菊作りに使った培養土は、土の表面積、塩基置換容量とも、前年までと比べて、約5〜6倍アップさせたもので、5月8日の日記の苗たちも、昨年の福助を植え替えせずに、そのままにしておいたもので、挿し穂が太くしたくなかったから、乾燥肥料も与えず、4月と、5月に液肥を2回ほど与えただけでした、5号鉢で9ヶ月もの期間植えっぱなしは、すごいことだと思うのですが、さらにレベルアップさせた土、5号鉢で、9〜10号の培養土のパワーを持ったスーパー培養土を作るための核になる人工田土を作りました

材料  舟の中右から   ベントナイト(私は純度の高い工業用のものを使っているが、猫のトイレ砂として売られているものでも良い)15リットル、 腐植(ミミズの糞、腐葉土の微塵で2mm目から落ちた物でもよい)15リットル  菊栽培場の脇から取った粘土(芝用の目土として売られているような細かい赤玉土か黒土でも良い)15リットル、  バケツの中堆肥の粉(おがくずの混ざった豚ぷんを70度ほどの温度になるまで発酵させたもの15リットル バットグアノ(コウモリの糞)5リットル    そのほかピートモス60リットル    水25リットル  自家製酵素液500cc 

2004/05/10(月) ガーデニング講習会
雨が降る中、6時から講習会の準備をを始める、昨日作っておいた培養土を、土嚢袋に15個ほど詰めて、24ポットはいるトレーに匍匐性ペチュニアの、サフィニア・ブーケや、リトルホリディー、ネメシアやディアスシア、それにロベリアの耐暑性品種のアズーロなどホームセンターで300円前後で売られている新しい品種の花と、私が交配して作り出した宿根バーベナと数種類のハーブ、合わせて24ケースを何度も公民館までピストン輸送をした。
10時からの講習会が始まるころには雨も上がって、和室とベランダで土の話や花の説明をしたのだが、参加者は自分のほしい花の方に気持ちが行っていて、当初は35センチの円形プランターに5〜7ポットの苗を寄せ植えする予定だったのだが、急遽プランターに土を入れたら、好きな苗を10ポット持ち帰り、家でゆっくりと植えてもらうことにした。円形プランターと土、それにポット苗10個で、教材費350円は安かったのか皆満足そうで、すごいパワーに動転してカメラを持っていったのだが1枚も写真を撮れなかった。
午後から世界一の粘土を使った土作りの予備テストを行った。
夕方国華園からフランス菊の、ダンシングマムとビックドーム菊の苗が届いた、これらの菊は菊栽培者より小、中学校の生徒やガーデニング愛好家にお勧めの菊で、私は今年も指導を頼まれている近くの小学校の子供達に作ってもらう予定です。

2004/05/09(日) 雨の中土作り
朝6時から、教会の花の手入れに行く、本日は2組の結婚式の予定があるので10時まで水遣りと、パンジーなどの花の手入れをした。
午後から、ガーデニング用の土作りをする、途中から雨が降り始めたのだが、土の一部は明日近くの公民館で45人ほどの婦人学級生に指導する、寄せ植え講習で使うので途中でやめる訳にいかず、結局夜の8時までかかった・

2004/05/08(土) Bナイン散布
だるま作り、こけし作りの挿し芽用親株にBナインを散布した。

2004/05/07(金) 竹の子とり
菊と花の仲間たちと私の所有する竹林で竹の子取りに汗を流した。
何につけても大掛かりな私と仲間たち、竹の子も山のように収穫、その数300本以上だった。
夕方菊の消毒をした、ランネート1000倍、バシタックス1000倍の2種混合。

2004/05/06(木) 芽先をピンチ
ポットの苗の一部を切花に使うために3〜4枚の葉を残してその上の芽先をピンチした。

2004/05/05(水) 苗の様子
昨日、寒冷紗を外した苗が、日光に当たっても、しおれない状態になっている。

2004/05/04(火) 寒冷紗をはずす
挿し芽箱の上に掛けて置いたシルバーの寒冷紗を取り外す。

2004/05/03(月) 苗を運び込む
土麹を取り除いて空けた栽培棚のコンパネの上にタキロンの波板を並べその上に、先日ポットに上げた苗を運び込んだ。隣の苗はトマト苗。

2004/05/02(日) 土麹
花苗、野菜苗が他の栽培棚を占領したために、菊苗を置く場所がなくなり、置く場所を作るために2ヶ月前から、ハウスの中の菊栽培棚をベットにして寝かせてあった土麹を、土嚢袋に入れて取り除く、36袋あった。

2004/05/01(土) お出かけ
孫を連れて那須までお出かけのため、朝早く水をかけただけで菊作りの作業は本日お休み。
写真は昨日ポットに上げた苗の発根の様子。
兼六香菊と金越山


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