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2005/12/27(火) AM02:30
(26日の続き)

・麒麟(二位)
 今年の優勝候補の一角とされていた南海キャンディーズが最下位というハプニングが起こる中で、対抗馬とされていたこちらは難なく緒戦を通過。というか、今回の麒麟はいろんな意味で神がかっていた。
 甲子園実況中継ネタ。中盤までの流れはまずまずといった程度の出来だったけど、ラストの締めが今大会で一番ズバッと決まった。中盤で大きな笑いが起こるという漫才は多いけれど、最後の最後に一番大きな笑いが起こるというのはなかなか無い。でも、これが出来たらネタとしては最高。彼らは今回それを立派にやり遂げた。
 また、ネタそのものには関係ないけれど、昨年の最終決戦で披露したマラソンネタの、途中でニュース速報が入ると言う展開が、今回放送中にリアルに起こったというのに驚くと同時に爆笑させられた。ニュース速報で気が散ってネタに集中できないなんて……。
 彼らの去年の最終決戦ネタは、驚いたことに一年後にとんでもないオチをつけたのだった。

・千鳥(六位)
 敗者復活から見事勝ち残ってきた。過去二年間連続で本戦トップバッターを勤め、悲劇の二年連続最下位。今年はついにトップバッターを勤めずに済んだ。しかし敗者復活を戦い抜いた後で疲れが溜まっていたせいもあってか、結果は六位と中途半端。初めて最下位から脱出したというのは喜ばしいことなのかもしれないけれど……。
 戦国武将ネタ自体は悪くなかった。

 続いて、最終決戦の感想。

・麒麟(三位:0票)
 つかみの「麒麟です」を遅らせるのは最高だった。ここでもまだ彼らには神がついていたのだと思われるほど。でもそのあとに続いたファッションショーネタの完成度は残念ながらまだまだだった。ラストあたりの叫びも笑いに繋がらない。完全にネタ選びのミスでした。
 でもネタ二つを見て思った。成長しないと言われていたツッコミの田村に、僅かにだが成長が見られた。どうやら麒麟は未だに発展途上らしい。旬がどんどん過ぎていっていると言われている笑い飯と対照的に、こちらはこれからが見所なのかも。

・笑い飯(二位:三票)
 マリリンモンローネタ。
 一戦目のよりも出来は上。ツボらなかったので私は笑うことが出来なかったけど、後半失速した麒麟と比べれば、こちらのほうが順位上になるだろうなとは思った。でもやっぱり03年の完成度には至らない。

・ブラックマヨネーズ(優勝:四票)
 一回戦に続いて、またしても大阪のローカルなネタを盛り込んだ漫才。難波とか堺とか、地方の人にわかるのか心配だったけど、ドッカンドッカンと笑いが起きてた。
 相撲ネタ。一つ目のネタと構成は似ていた。でも完成度が高く気にならない。結果発表の前にここが優勝だとすぐに分かった。
 でも各審査員の票が順に開かれていき、七人中四人目までの時点で、ブラックマヨネーズ一票、笑い飯三票。ありえない展開に、思わずテレビに向かってリモコン投げつけそうになってしまった。別に笑い飯が嫌いとかでない。もし三票なのが麒麟であっても同じ行動を起こしたと思う。ただ、誰の目にも一番面白かったのはブラックマヨネーズであるのは明らかだと個人的に思っていたので、仕組まれていたかのような判定が許せなかった。蓋をめくってみれば、その後三票連続でブラックマヨネーズだったので、事無きを得ましたが。
 それにしても、決勝初出場で優勝って、これまで過去に前例が無く、快挙といって過言では無いでしょう。
 はたしてアンタッチャブルや南海キャンディーズのときのように、今年はブラックマヨネーズ旋風が起こるのか。

 ちなみに今回私はメルゴングの投票に参加しており、一位麒麟、二位ブラックマヨネーズ、三位タイムマシーン三号、という予想を立てておりました。
 見事にハズレです。

2005/12/26(月) AM02:30
★M-1グランプリ2005観た。生で一度通した後に、ビデオで二週。計三回。
 優勝候補不在といわれていた今回、蓋を開けれ見れば実に接戦だったように思う。昨年なんかは上位と下位のレベルに差がありすぎて、結果も発表前に目に見えていたが、今年は点数開示のたびにドキドキさせられることとなった。これはM-1らしくてとてもイイ! ただ、舞台セットが今年からいきなり派手になって、しばらくM-1を観ている気分になれなかったという点はマイナス。
 いろんなところに凝っていた美術さんの苦労は分かるけど、もっとシンプルにまとめた方が、ネタに集中できて良かったと思うのですがねぇ。

 以下、決勝一次の感想。

・笑い飯(三位)
 トップバッター。彼らの投げる球は変化球であり、どう考えても最初にもってくるべきではなかったんだけど、そんな逆境の中でもなんとか三位で最終決戦進出。
 2002年から03年にかけて、センスそのまま話術が成長したと言われているけど、それ以降は止まっている感が否めない。そのうえで、芸歴が上がると共に鮮度が落ち、そろそろ優勝しないと今後危ないという展開になってきた。
 持ち出してきたのは靴隠しネタ。昨年制限時間を超過してしまったことを考慮してネタを詰めてきたようだけど、勢いだけで爆発力に欠けるように思えてならなかった。
 彼らの03年のネタは伝説と言われるほど神がかっていたので、どうしてもそれと比べてしまう。

・アジアン(八位)
 ブサイクネタ。
 全国的にはまだ知られていない、という自分達の境遇を考慮した上で、自己紹介を兼ねたネタを持ってきたのだと思われる。
 話術は他のコンビに劣っていたりはしなかった。女性コンビの中では間違いなくトップクラスでしょう。ネタも何箇所か爆発するところがあって悪くはなかった。ただその爆発一つ一つが手榴弾ほどの威力しかなく、また、早口言葉の最中にしばらく笑いが起こらないという間が出来てしまったあたりが、点が伸び悩んでしまった要因だと思う。
 まだ芸歴は短いので、チャンスはこれから先にまだまだある。成長の余地もあり、期待できるのではないでしょうか。

・南海キャンディーズ(九位)
 子供番組のお姉さんネタ。
 一年間テレビに出づっぱりであったことから、世間に手の内が知れ渡ってしまい、さらにネタの威力も昨年よりも劣り、笑いはあまり起こらなかった。私が恐れていた展開がそのまま起こってしまった。
 去年は決勝二位。今年は九位。まさに天国から地獄。
 残念ながら、新たネタの方向を開拓しないと、いくら新ネタを考えてもこれからは厳しそう。

・チュートリアル(五位)
 第一回大会では十組中八位。当時披露したかぐや姫ネタは、確かにクォリティがあまり高くは無かった。そして今回はバーベキューネタで勝負。
 面白かった。審査員にも観客にもウケていたし。ただ出場順が悪かったと思う。大会前に伸介が「スローテンポの南海キャンディーズに場の空気を乱された後に出たら、空気を戻すのが大変」と言っていたのとは少し違う理由で。こういう賞レースでは、審査員はどうしても後半のコンビの得点を上げてしまう傾向にある。もしも彼らの順番が七番か八番くらいだったら、また違う結果になったかもしれない。
 でも、ネタの出来は良かったし、来年も期待できると思う。

・ブラックマヨネーズ(一位)
 大阪での知名度は高いが、チュートリアルと並んで他の地域ではあまり知られていなかったであろうコンビ。そのためか、彼らは大会前はあまり注目されていなかった。でも「凄い漫才師達が大阪にいる」という噂が流れに流れて、一部では密かに「ダークホースの優勝候補」と囁かれていた。
 過去四度に渡ってM-1は準決勝敗退。今年が初出場となった。そして視聴者の大半が注目していなかった中で、ボーリングネタが大爆発。01年の麒麟、02年の笑い飯、03年のアンタッチャブル、04年の南海キャンディーズ並の衝撃を起こした。
 捻り要素をネタに仕組ませるコンビが多い中での、生粋の正統派漫才。「ここまで面白い正統派漫才があるなんて」と審査員を唸らせたのは快挙。私が見ても、今大会ではここが一番ズバ抜けていた。
 数年前までネタは何回か見たことあったけど、しばらくの間にとんでもない進化を遂げていた。

・品川庄司(四位)
 結成十年目、M-1最後の年。爆発的に盛り上がっていたブラックマヨネーズの次ってやりづからかったでしょう。
 ベテランの貫禄が出ていた。刑事ドラマネタを披露しだした序盤は、勢いの割りに笑いが少なかったけど、後半のたたみかけるような展開はさすがに上手いと思わされた。高得点が出たのも頷ける。
 残念ながら最終決戦三組には残れなかったけど、最高の形でM-1を卒業できたと言えるのではないでしょうか。

・タイムマシーン三号(七位)
 今回唯一吉本以外からの参戦者。
 デブニーランドネタは彼らの中ではかなりの出来を誇っている方だけど、M-1向けではなかったと思う。一つ一つの展開を見ていけば上手いのですが、ドッカンドッカンと勢いのある笑いが起こるような作りとは異なるので。
 ただ、喋りは二人とも今大会トップクラスと言っていいほど滑らかだったし、まとめ方もスマートだったと思う(体型とは裏腹に)。芸歴的にまだチャンスは残されているし、ここもまた次に期待して良いでしょう。

2005/12/19(月) AM10:40
★二週間ぶりにオリバト更新。遅くなってしまって本当にすみません。
 OBR2多重地獄の復讐鬼、第181話『焔に刻まれし紋(6)』

 今まで変わることの無かったものが、初めてその形状を歪ませる。
 はたしてその現象が示す意味とは、いったい……。

★遅ればせながら、M-1グランプリの決勝進出者が決まりましたね。
 千鳥ははずれましたが、南海、麒麟、笑い飯はやはり。そして私が個人的に予想していたタイムマシーン3号と品川庄司も来ました。チュートリアルやブラックマヨネーズは予想できなくも無かったですが、まさかここでウメダ組が二組も上がってくるとは驚き。ちなみにアジアンは全くのノーマークだった。
 たぶんM-1側は、「M-1初の女性コンビ」と銘打ちたいんでしょうね。
 ちなみに私の予想は以下の通りでした。(赤い文字がはずれです)

・笑い飯(吉本興業)
・麒麟(吉本興業)
・南海キャンディーズ(吉本興業)
・千鳥(吉本興業)
・品川庄司(吉本興業)
・トータルテンボス(吉本興業)
・タイムマシーン3号(ケーアッププロモーション)
・なすなかにし(松竹芸能)

 正解は五つ。まさか八席中の七席を、吉本が占めるとは思っていなかった。
 さて、頭一つ飛びぬけているような優勝候補はいないとされる今大会。知っているコンビが多数を占めており、個人的には楽しみです。

★最近、起床時間がかなり早くなっています。じっくりゆっくり朝風呂に入っていても、八時までには余裕で出てこれる。金田一少年の再放送も普通に見れてしまう。
 他の地方ではどうなのか分かりませんが、今、関西では朝八時から金田一少年のアニメが再放送されているんですよ。ここのところ毎日見入ってしまっています。
 21日からは、私が大好きな雪影村殺人事件が始まる。親友達の悲しき友情を語らせたこの話は、シリーズ中最も泣けると思います。
 このままの流れでいくと、29日からは数少ないアニメオリジナルの、嘆きの鬼伝説殺人事件が始まるはず。放送当時見逃していた方は必見。

2005/12/03(土) PM23:50
★オリバト更新。
 OBR2多重地獄の復讐鬼、第180話『焔に刻まれし紋(5)』

★今年もまたM-1グランプリの季節が近づいてまいりました。
 準決勝進出のコンビ六十数組も決まり、だんだんと期待も高まってきた。
 おそらく今年も、南海、笑い飯、麒麟、千鳥あたりは、順当に駒を進めるのではないだろうかと思う。
 個人的に期待しているのはタイムマシーン3号。そろそろ決勝進出へのチケットを手にしても良いのではないでしょうか。今年で結成十年目となる品川庄司とかも、最後のチャンスをものにしてほしいところ。

 決勝進出者が正式に決定するM-1準決勝は10〜11日。何がどうなるのか今から楽しみです。


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