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2004/07/13(火)
1ヶ月経過+論文引用回数+祝!アジア大会ベスト8!
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クラス日誌立ち上げの日から1ヶ月が経ちました。よく続いたものです。なるべくクラスの出来事などを書いていこうと思っていましたが、どちらかというと個人的な感想の方が多かったような気がします。あまり面白いことは書けませんが、これからも感じたことを正直に書いていきます。
ところで、今日後ろの黒板にさりげなく(?)貼ったプリント、見てくれたでしょうか。大学を選ぶ際の1つの指針として、大学ごとの論文の引用回数があるよ、というものです。 大学や研究機関における研究成果というのは、基本的には論文によって発表されます。仮に自分が、自己の研究した内容を論文にして発表しようと考えたとします(卒論や修士・博士論文なども同じです)。その場合、研究分野に関してこれまでなされてきた他の研究者の分析や理論といった研究成果に必ず言及し、それを分析したり、時には反論して自分の論を進めていくことになります。この際必ず引用した論文のタイトル、著者、書かれた年などを「参考文献」という形で論文の最後に載せなければなりません。これをしないと盗作、ということになります。 それはともかく、多くの研究者によって引用される論文は、ある程度広く知られていて説得力があるものだと思われます。よって、論文の引用回数というのは、いかに優れた研究をしているかの1つの指標にはなると思います。参考にしてみてください。 ちなみに、論文を書いて世界に自分の理論を認めてもらいたい、と思えば当然英語で書くことになります。当然ながら、日本語で書いたものは、日本人しか読めません。日本語の論文を自国の言葉に翻訳してまで研究しよう、という人は、日本文学や日本研究をやっている人ぐらいでしょう。また、最先端の研究をしたいなら、当然英語で書かれた論文を読む必要があります。誰かが日本語に翻訳してくれるまで待っている暇はありません。ということで、いかに英語が大切か、また文系・理系にかかわらず、なぜ大学が受験科目に英語を課すのかがわかるでしょう。
以下のURLをコピーして教室に貼りました。 日本の論文の引用動向1993-2003 日本の研究機関ランキング http://www.thomsonscientific.jp/news/press/esi2004/
最後になりましたが、組長、お帰りなさい。祝 アジアベスト8!すばらしい。日の丸を背負っての戦い、見てみたかったですね。お土産もいただきました。ありがとう。
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