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2005/07/09(土)
『ダニー・ザ・ドッグ』
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いよいよ『STAR WARS』の公開を翌日に控えた昨夜、 『ダニー・ザ・ドッグ』を見てきました。 全然話題に上っていませんが、主演がジェット・リーだ、 という理由だけで選びました。
今回は、映画を見終わってスタッフロールが流れてから、 「これってハリウッドじゃないんだ!」と気付きました。 最初の段階で気付けよ、ってね。(笑)
ストーリーは・・・ 幼い頃から戦うマシーンとして、高利貸の犬として育てられたダニーが、 ある日、盲目のピアノ調律師と出会った事から、 自分の過去を少しづつ思い出し、自立していくというもの。
率直な感想としては、・・・最低。 お話はぐだぐだだし、細かい設定もいい加減だし、 お話の締め方もすごく適当で、こんなんで良いんかい! て言いたくなります。
細かいエピソードや、首輪をキーアイテムとして使うところなど、 上手いと思える部分も多いのだけれど、 それらの使い方があまりにも下手過ぎて、情けなくなるというか。 ハリウッドだったら、ヒロインは間違いなく死んでるな、 なんて考えてました。
モーガン・フリーマンのキャラクター(盲目の調律師)は、 Ray(レイ・チャールズ)と被って見えてしまって、 ちょっと他にキャラ作りとか、俳優選びとか出来なかったのか、 なんて思ってしまいます。
良かった点を挙げるとすれば、ジェット・リーのワイヤーではない アクションシーンが見られた事。 アクション映画好きの人にはお勧めかも知れません。 万人受けする映画造りっていうのは難しいですね。
by克由紀 −次回予告『STAR WARS』−
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