書き込み日記
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2005/07/31(日) 待ってました
えむじーあっがい、げっつ♪

2005/07/30(土) 『FLY,DADDY,FLY』
堤真一祭り(笑)第二弾として、『FLY,DADDY,FLY』を観ました。
内容もテーマも単純明快で、観やすい映画に仕上がっていると思います。

ストーリーは・・・
妻と一人娘を養い、一家の長として順風満帆、
暖かい家庭を何の問題も無く守り続けてきた主人公であったのだが、
理不尽な暴力で娘が傷つけられた事から、一家の絆にヒビが入る。
果たして父は『大切なもの』を守る為に何ができるのか・・・
というものです。

日本映画らしくハリウッドとは違うスタンスで、
一人の人間にとって『大切なもの』とは何なのかを描いた映画に
仕上がっていると思います。
観終わって気持ちの良い映画ではあるのですが、
若干の不満も残りました。

先ず、理解出来なかったアイテムがあった事。
一寸したもので、それにどんな意味があるのかを読み取る事が出来ませんでした。
私が見落としただけだとすると、間抜けな話ですが。(笑)

もう一つ根本的な問題で、堤真一演じる主人公と、
その主人公を鍛える岡田准一演じる高校生との繋がりが緩いと思える事です。
タイトルの『FLY,DADDY,FLY』は娘からではなく、
岡田の演じる高校生から堤真一に向けて放たれる一言であるのは
間違いないと思っています。
ただ、この赤の他人である筈の両者の関係が、
如何にして深まっていくのかを描く部分が中途半端であるが故に、
ラストシーンを観たときに、中途半端なものが心に残ります。
確かに、ストーリー中にそれらしいシーンが挿入されていますが、
他人に心を許すというのはそんな単純な会話に拠るものではないだろう、
と考えてしまうのです。

更に言わせてもらえれば、そのシーンのビジュアル面での演出が最低で、
『そのライティングは無いだろ!』って、心の中で突っ込んでました。
私だったら逆光を生かして、ほぼ完全なシルエットで、
エッジの部分にだけ光の廻り込みを生かして・・・なんて生意気な事を考えたり。
話の一つの核となるべき部分が中途半端なので、
そういう意味では残念でした。

などと色々不満も漏らしつつ、それでも映画全体としては、
軽いお笑いも含めた上で日本映画らしいシリアス感で、
よくまとまっているので、2時間楽しめた作品です。

by克由紀
−次回 最終回 『亡国のイージス』−

2005/07/23(土) 『姑獲鳥の夏』
京極夏彦の名を世に知らしめた作品、『姑獲鳥の夏』の劇場化作品を観てきました。
話のあらすじは・・・

江戸時代から藩の御殿医として栄えてきた久遠寺医院で起こった
不可思議な失踪事件と、20ヶ月妊娠し続けていると噂される、
その医院の娘にまつわる謎を解いていくというもの。
原作はぶ厚い新書版ノベルで、実に濃い内容であり、
その長い物語をどうやって2時間余りの物語にまとめるのかが
見所だった訳です。が・・・

ここからは原作を読んだ人間の言葉として捕らえて下さい。

はっきり言って出来の悪い映画だと思いました。
原作のストーリー展開とエピソードを網羅する事に終始し、
映画独自の面白味というものがありません。
謎を解くヒントが散りばめられつつ、その物語の中心にいる
『関口』の視点で物語が進行する為、『京極堂』の謎解きまでは
その核心が全く見えず、ラストでたたみ掛ける様に終結に向かうという、
『快感』を味わう事が全く出来ませんでした。
更に、硬い良く出来た画の中に中途半端な映像演出を加えている為に、
画造りにも違和感を覚えます。

ストーリーを追う事に執着したが為に、バックグラウンドの説明が曖昧で、
原作を知らない人にとっては、理解し難い部分が多々あると思います。
物語に登場するキャラクターも個性あふれるものである筈なのに、
映画の中では全然生きていません。
キャラクターの個性を表現する演出が一切成されていない為です。
役者は良い人材が揃っているのに、実に勿体無い事です。

せめてもの救いは原作のイメージを膨らませてくれる、
舞台装置の出来ぐらいでしょうか。
もう一つ、原田知世と篠原涼子の映画の中での雰囲気に物凄く近いものがあり、
配役としては成功してるな、と思えた事かと・・・。
それだけしか救いが無いというのも悲しい話ですが。

by克由紀
−次回予告 『フライ・ダディ・フライ』−

2005/07/16(土) 『STAR WARS −シスの復讐−』
恐らく知らない人は居ないであろう、スターウォーズシリーズの第3部、
『STAR WARS −シスの復讐−』を観てきました。
DLP初体験でした。
フィルムよりもスクリーンを有効に使う事が出来るのか、
画面が凄く大きく感じられたのですが・・・気のせい?
(比較対照:戦国自衛隊、宇宙戦争)
想像以上に画面も緻密に再現されていたので、
これが家庭用だったら良いなぁ・・・なんて。
もっとも、家庭では日中に部屋を暗くするのが困難だと思いますが。

閑話休題

映画の内容は、ジェダイに調和をもたらすと期待されていた若き騎士、
アナキン・スカイウォーカーが、フォースの暗黒面に心を囚われ、
ダースベイダーへと変貌する過程と、
ジェダイ騎士団の壊滅、第一銀河帝国の成立までが描かれています。

全編を通しての構成、演出は見事です。それに映像の密度には
驚愕しました。出来ればEpisodeW〜Yもこのレベルで
再度撮り直して欲しいと思えるぐらい。
ただ話の内容としては、悲劇のドン底に当る部分になるので、
観終わっても全然晴れ晴れとした気分にはなれません。
それに、スターウォーズファンであれば、既に知っている事柄を
映像化したものになるので、目新しい部分はそんなに多くなく、
演出の部分ぐらいしか見所が無いでしょうし、
ファンでない人、ましてや全然観てない人にとっては、
『何じゃこりゃ?』になってしまうでしょう。
基礎知識としてEpisodeT、Uを、できればW〜Yも観た上で
劇場へ足を運ぶ方が良いと思われます。

過去の3部作から時間が経ち過ぎている事と、
製作されたストーリーの順序が逆転している事とで、
若干の矛盾が生じている気がするのですが、私の記憶違いかな?とか。
でも、過去3作を見直すのは色々な点においてキツイものがあるんですよね。

イベントとして、EpisodeTからYまでを1日がかりで一挙上映する
映画館もある様です。それが正しい観かたかも知れませんね。

克由紀
−次回予告 『姑獲鳥の夏』・・・多分(笑)−

2005/07/09(土) 『ダニー・ザ・ドッグ』
いよいよ『STAR WARS』の公開を翌日に控えた昨夜、
『ダニー・ザ・ドッグ』を見てきました。
全然話題に上っていませんが、主演がジェット・リーだ、
という理由だけで選びました。

今回は、映画を見終わってスタッフロールが流れてから、
「これってハリウッドじゃないんだ!」と気付きました。
最初の段階で気付けよ、ってね。(笑)

ストーリーは・・・
幼い頃から戦うマシーンとして、高利貸の犬として育てられたダニーが、
ある日、盲目のピアノ調律師と出会った事から、
自分の過去を少しづつ思い出し、自立していくというもの。

率直な感想としては、・・・最低。
お話はぐだぐだだし、細かい設定もいい加減だし、
お話の締め方もすごく適当で、こんなんで良いんかい!
て言いたくなります。

細かいエピソードや、首輪をキーアイテムとして使うところなど、
上手いと思える部分も多いのだけれど、
それらの使い方があまりにも下手過ぎて、情けなくなるというか。
ハリウッドだったら、ヒロインは間違いなく死んでるな、
なんて考えてました。

モーガン・フリーマンのキャラクター(盲目の調律師)は、
Ray(レイ・チャールズ)と被って見えてしまって、
ちょっと他にキャラ作りとか、俳優選びとか出来なかったのか、
なんて思ってしまいます。

良かった点を挙げるとすれば、ジェット・リーのワイヤーではない
アクションシーンが見られた事。
アクション映画好きの人にはお勧めかも知れません。
万人受けする映画造りっていうのは難しいですね。

by克由紀
−次回予告『STAR WARS』−

2005/07/02(土) 『宇宙戦争』
映画強化月間(とか言いつつ月をまたいでますが)第3弾、
話題の超大作映画『宇宙戦争』を観て来ました。
映画の日だった事もあり、21時30分からの回であったにも係わらず、
300を超える席がほぼ満席でした。
映画が始まって最初に気付いた事、この映画の元(?)のタイトルは
『WAR OF THE WORLD』
どこをどうすれば『宇宙戦争』になるのでしょう・・・英語翻訳って難しい。(笑)

映像に関しては、超一級品である事は間違い無いと思います。
ただストーリーの点では、私にはB級に感じてしまいました。
つまらない、という訳ではないのですが、
何と言うか・・・一つの話として完結していないというか。

確かスピルバーグが『この映画は家族愛がテーマだ』と、
インタビューで答えていたと思います。
まさしく極限状態における家族の絆を表現する映画なのでしょうが、
それにしても・・・。

あまり多くを語ってしまうとネタばれの恐れがあるので、
この程度しか感想を書けません。
つまりはそれ程までに単純な映画である訳です。
であるが故に、今ひとつ煮え切らないものが心の中で
くすぶっているというか。

結論・・・家族愛を2時間で描ききるのは難しい。

追伸
小ネタですが、『銀河漂流バイファム』を観ていた人には
懐かしいシチュエーションが映像に出てきます。
元ネタはそこからじゃないの?と思えるぐらいにそっくりでした。
実写で見せられると遥かに緊張感あるなぁ・・・とは感じましたが。

by克由紀
−次回予告 『ダニー・ザ・ドック』−・・・多分(笑)

2005/07/01(金) あー悲しい
さよならジゴロウ…。
これからどうなるんだろーなーsakusaku
ところでネットに繋がらん。
今日は雷雨がすごかったから雷でも落ちたかしら
梅千両


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