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2005/12/02(金)
責任者出てこ〜い!!
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ここ最近、このネタに関してしか書いてませんが、やはり書かずに居られない・・・て感じで。
世論調査だ国会の参考人招致だ何だかんだで、責任の所在を問うていますが、皆間違えてます。 建築基準法に於いて、建築確認申請の不備に関する責任は、確認申請書第二面に名前が出ている一級建築士に有ります。 違法マンション等で、姉歯建築士の名前で確認申請が提出されているのは、僅か2棟のみ。 それ以外の物件に関しては、名前の出ている各設計士が全責任を負うべきなのです。
最近は作業内容の専業化が進んでいるので、意匠設計、構造設計、設備設計を個別に行う事が多いのは事実です。 通常は意匠設計事務所が設計業務を請け負い、構造及び設備設計を外注するという形になるでしょう。
しかし、一級建築士という資格はその全てに於いて能力を有するという事なので、当然外注した図面に不備が無いかのチェックをする義務があります。 知らなかったなどと言うのは言語道断、自分には分からないというのなら資格を返上してしまえ!と言いたい。 何より、一番の責任者なんだから、とっとと出てきて何とか言いやがれ!って感じです。 自殺された設計士は、究極の責任の取り方を選択されてしまったと言えるでしょう。
by克由紀
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