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2005/11/22(火)
秋深し・・・
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ここ最近、某建築士による構造計算書改ざんが問題になっていて、 こちらとしても役所の今後の対応が気になるところである。 はっきり言ってしまえば、国家資格の元に設計士の判断で 改ざんを行った訳だから、責任は全て設計士が負う事だと思う。 これは意匠設計を行った設計事務所も含めてでである。 一級建築士という資格は、意匠、構造、設備全ての技術に於いて、 その知識を有するものであるという事であり、計算を外注した 意匠設計事務所には計算書のチェックを行う義務がある。 そのチェックを怠ったのだから、悪意を持って改ざんした某設計士と 同罪と言って良い。
もっとも、耐震性を弱める事に関して設計士には何のメリットも無く、 メリットが有るのは建築コスト削減の恩恵を受ける立場の者達である。 この件には必ず黒幕が居ると見ているが、某設計士が積極的に メディアに顔を出すという事は、裏取引がすでに終わっているものと思われる。 果たして、諸悪の根源は一掃されるのだろうか。
・・・真面目に仕事をしてるのに、役所のとばっちりを食うこちらとしては 迷惑な話だ。
by克由紀
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