素晴らしき冒険
重い画像だらけなので
ナローバンドの方にはきついかも…。
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2004/04/02(金) ある日の会話18(シナリオではありません)
ユタ 「くしゅっ!

    ・・・う゛〜、桜は綺麗な季節になったけど
    今日も花粉が飛んでいるなぁ。
    それでも今年は軽いか…。」


と、自室から見える桜を眺めてぼやくユタの元に
ノックもせずに1人の客がやってきた。

クニン「ふぇ〜ん、ユタぁ〜…。」

ユタ 「おいおい、どうした?
    …ってか、あまり俺に寄らん方がいいぞ。
    鼻水つくから。」


クニン「…大丈夫。
    オレも鼻水出てるもん、ひくっ…。」


ユタ 「・・・・・・あのなあ。

    で、今日もラッシュさん達にいじめられたのか?」


クニン「……うん。」

ユタ 「うんって…馬鹿野郎!!
    ・・・たまには言い返してみたらどうだ?」


クニン「ひくっ・・・。
    それが出来たら…やってるもん。」


ユタ 「……お前、男だろ?
    そんな女々しくてどうする?!」


クニン「だって相手がラッシュさんじゃ…えぐっ。」

ユタ 「まー、確かに気持ちは…って、コラ!!
    人のジャケットで鼻を拭くなっ!!!
    …これ、お気に入りなのに。

    ・・・ってか、ちったあ自分で考えろよ!!!
    俺がどうこうできるもんでもねぇんだからさ!!」


クニン「・・・他人事だと思って、ひくひく。」

ユタ 「そりゃまあ…他人だもん。
    とにかく、いつまでもいじいじするな!!
    少しぐらい強気にならねえと
    いつまでもいじめられっ子だぞ。
    やられたらやり返せ、男だろ!?」


クニン「・・・やり返す・・・。」

ユタ 「そう、お前なりのやり方で…やり返すんだ!
    一寸の虫にも五分の魂だぞ!!」


クニン「・・・ユタ、オレ・・・頑張る!!」

ユタ 「よし、その調子だ!!
    ・・・とその前に。」


クニン「何?」

ユタ 「ジャケットのクリーニング代、後で払えよ。」

クニン「・・・友達甲斐のないヤツ、えぐっ。」

・・・ 三日後 ・・・

クニン「〜♪」

ユタ 「お、ご機嫌だな。」

クニン「オレ、ついに仕返してやったんだ!」

ユタ 「ほぉ、どんな手段だ?」

クニン「ニキビ面のスゥイさんには
    ドモホルンなんちゃらの一週間お試しセット、
    肉しか食べないラッシュさんには
    青汁のサンプル一週間分を送り付けてやったよ!


ユタ 「・・・お前、小さい男だな。
    まあ、お前らしいと言えばお前らしいが。」


クニン「…そうは言っても
    オレじゃこのぐらいしか出来ないもん。」


ユタ 「けどよ、そんなんであの2人に効果が・・・。」

スゥイ「だっ・・・誰なんだね!?
    俺に化粧品のサンプルを送りつけたのはっ!!
    お、俺がニキビ面だからってあんまりなんだね〜っ!!
    ひくっ…、名誉毀損で訴えてやるッ!!!」


ラッシ「・・・あ、青汁・・・。
    見ただけで・・・吐き気がしてきおった・・・。」


ユタ 「・・・・・・。」

クニン「・・・・・・。」

予定外の反応にユタもクニンも開いた口がふさがらなかった…。
 
                    ある日の会話18:END


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