素晴らしき冒険
重い画像だらけなので
ナローバンドの方にはきついかも…。
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2004/04/10(土) ある日の会話18(シナリオではありません)
クニン「…皆でお花見行こうって言う日に
    どうして風邪引いちゃうかな…。」


今日はクニンを除く皆でお花見旅行。
既にこの辺の桜は散ってしまったので
ちょっと北まで馬車移動。

あらかじめキーミが知り合いに連絡を入れておき、
場所はちゃんと確保したようだ。

クニン「…オレって不幸な星の下に生まれたよな。

    とにかく、食事を摂らないと…。
    娘さんに玉子酒作ってもらおうっと…。」


クニンはふら付く体を一生懸命支えながら
階段を降り、1階カウンターへと向かった。
・・・が、誰もいない。

クニン「なんでぇ・・・???」

良く見るとメモが残されていた…。

『お花見行って来ます。
 残っている方、お留守番よろしく。』

クニン「マスターと娘さんもお花見なんだ…。
    留守番なんていわれたら
    ゆっくり寝てられないじゃん。」


クニンはがっくりとカウンターに席に座る。

クニン「・・・・・・。

    …風邪薬、飲むのも面倒。
    食欲も無い。

    おれ、死んでやろうかな・・・。」


と、その時。
クニンの目の前に暖かそうな玉子酒が
後ろからスッと出てきた…。

クニン「・・・玉子酒?」

スゥイ「・・・風邪には玉子酒が一番なんだね。
    それと・・・薬!
    春風は長引くから寝てたほうがいいんだね!」


クニン「…スゥイさん、お花見は?」

スゥイ「勘違いするんじゃないね。
    俺は午後から…数日前にお得意さんから
    超高額の依頼が入っていたから
    イヤでも残る事になっただけなんだね!!
    大体花見だって俺が企画したの覚えているでしょ?」


クニン「・・・・・・。」

クニンはふと思い出す。
数日前、スゥイがそのお得意さんからの依頼を
予定があるからと言ってすぐに断っていた事を―――。

スゥイ「あ〜、もう!
    とっとと寝た方がいいんだね!
    ほら、悪化するから!!」


クニン「・・・はい!」
   (スゥイさんって…ホントはいい人なんだよな。)


クニンは風邪で赤らんだ顔を更に赤らめて自室へと戻ったのだった。

                      ある日の会話18:END


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