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2004/03/16(火)
ある日の会話17(シナリオではありません)
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ある晩のファレノプシスのカウンター…。
テレグ「おいし〜♪」
マサ 「お前、また菓子なんぞ食っているのか? …夕飯食べずに夜食に菓子か。」
テレグ「いいじゃん、美味しいんだもん。 だって島じゃこういうお菓子なかったもん。 ポテトチップスに甘いチョコレート。 ジュースならば炭酸飲料♪ どれもこれも美味しくて美味しくて…。
…ってか、あたし明日から夕飯いらない。 まーちゃん、あたしの分食べれば?」
マサ 「バカか、お前は。 菓子なんぞ食っていると 頭も体も菓子のような腑抜けになるぞ。
ましてやお前は女なんだから、 ちゃんとした食生活をして体を作らんと 子供にも影響が出るぞ?」
テレグ「やだ〜、まーちゃんってば! そんな先のこと考えちゃって。 とりあえず今は今。
だからあたしたちが結婚して、 子供が出来たらお菓子はやめる〜。」
マサ 「…もういい、勝手にしろ。 俺は部屋に戻る。」
テレグ「ちょっとぉ、何怒ってるの!? ちょっとってばぁ!!
…相変らず、す〜ぐ怒るんだから。 まーちゃんこそカルシウムを 摂ったほうがいいんじゃないの、もう。」
マサはテレグを無視して階段を上がって言った。 そこで待っていたのは…。
トゥモ「様子、見させてもらっちゃった。」
マサ 「いやっ・・・その。」
トゥモ「続きは私の部屋で。」
トゥモはウインクをしてマサを部屋に招きいれた…。
トゥモ「もう少し優しくしてあげたら?」
トゥモは紅茶を淹れながらマサに話しかける…。
マサ 「…あまり甘くすると付け上がるんですよ。 …少し厳しくしないと。」
トゥモ「ふふ、二股かけている男に言われても 説得力がないよね。」
マサ 「…それもそうですね。 私としたことが情けない。 女におぼれてはならぬと普段言っていたのに…。 結局…そういう男こそ、一番駄目なのかもしれません。」
トゥモ「冗談、そんなに深く考えないでよ。 ただ、私はあなたが辛い思いをするのは嫌だから いざとなったらちゃんと身を引くから…。」
マサ 「…トゥモさん。」
トゥモ「その間だけでも…いい夢を見せてね。」
マサ 「……私で、良ければ。」
2人の影が重なり合い、その夜の闇へと消えていった…。
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