|
2004/01/31(土)
ある日の会話11(シナリオではありません)
|
|
|
キーミ「今日で一月も終わりかぁ〜。」
キーミは自分の布団を干しながら笑顔でつぶやく。
キーミ「これで今日の僕のお布団は ふわふわで暖かいですね! こんなに綺麗なお天道様も出ていますし。
…と、来月の諸経費を計算しなくちゃ♪ 先月・先々月が赤字気味の分、 ここでプラスにしないとどうしようもないですねえ。」
キーミは自室に戻り、メガネをかける。 普段はメガネをかけないキーミだが 作業の時はメガネを欠かせないようだ。
キーミ「…えっと、 絶対的に引かれるのが部屋代(地代家賃)…。 宿の分以外の外食費(接待交際費)を出来るだけ削れば 今月は何とか黒字出せそうです。」
キーミはかなりのスピードでペンを動かす。
キーミ「…しかしおかしいなぁ。 忘年会・新年会を行ったにしても 何故にこんなに赤字だったのでしょう…。」
キーミは帳簿をパラパラと捲りだす…。
キーミ「…まず無駄な出費、その1:修繕費。 "ラッシュ・自室のベッド破損"…。 なんでラッシュ君は物を大事に使わないのでしょうねえ…!
その2:接待交際費。 "ヒキン・貴族の接待" …貴族の接待とか言いつつ、キャバクラなんだろうなあ…。
その3:旅費交通費 "クニン・旅費がもらえるはずなのに貰い忘れたので" …自分が勝手に取り忘れたくせに 共有のところから引くとは・・・!
その4:雑費 "マサ・剣の手入れ代" そんなん自分で払えよ・・・!
その5:消耗品 "スゥイ・女の子と一夜を過ごす依頼があった" そんなんあるわけねーだろ!! 出会い系やってんの知ってるぞ、俺は。 大体消耗品って…アレぐらい自腹切れ!!
・・・ムカムカムカムカ!!!」
ヒキン「たっだいま〜♪」
キーミ「・・・・・・。」
スゥイ「き、キーミさん…。 いつもと違うオーラが出てるんだね…。」
キーミ「・・・お前ら、そこに座れ。」
ラッシ「なんやて? いくらキーミの兄さんでも・・・。」
キーミ「いいから黙って座れ!!」
ラッシ「…は、はい。」
クニン(!!! ラッシュさんがすごく小さくなっている…!)
マサ (キーミさんのマジギレもはじめてみましたが こっちはこっちで衝撃的だ・・・!)
こうして5人はキーミの説教を5時間ほど正座して聞かされた…。
キーミ「%&$#・・・以上ッ!!
あ〜、すっきりしました♪ あ、お布団込んできますね!!」
キーミは軽い足取りで消えていった・・・。
マサ 「キーミさん… ストレス溜め込んでいたんですかね。 …笑顔の人ほど怖いですからねえ、怒ると。」
マサの意見に一同が頷いたのだった…。
ある日の会話11:END
|
|
|